ドラムゲートについて

ドラムゲートの全体イメージ図です。
見易くするために適宜着色しています。
左岸側の扉体脇のコンクリート（堰柱）は見易くするために透過して描いています。

中空の扉体（ドラム）の下部が空洞になっており、その部分に水を溜める事により扉体自身の浮力で開閉するゲートでかなり珍しい形式のゲートです。
開閉に要する動力はかなり小さい（注水管、排水管の開閉のみ）ですが、細かい開度調整を行い難い欠点があります。
水を溜めずにワイヤーで扉体を引っ張り上げ開度を調整しての運用も行えます。

ドラムゲート解放時の動作イメージ図です。
見易くするために適宜着色しています。
左岸側の扉体脇のコンクリート（堰柱）は見易くするために省略して描いています。

扉体（ドラム）下部の空洞に水を溜めないと水位が上昇しても扉体は下がったままです。

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ドラムゲート閉鎖時の動作イメージ図です。
見易くするために適宜着色しています。
左岸側の扉体脇のコンクリート（堰柱）は見易くするために省略して描いています。

扉体（ドラム）下部の空洞に水を溜めると扉体が上昇します。