ローリングゲートについて

rolling gate

ローリングゲートの構造

ローリングゲート全体図
ローリングゲートの全体イメージ図です。
見易くするために着色しています。
左岸側(手前)は見易くするために透過して描いています。

扉体巻き上げ時の力が小さくて済む利点がありますが、手間のかかる造りのためかその数を減らしつつあり、
斜め引上げシェル構造ローラーゲートに置換されてきています。
扉高の低い水門に用いられ、閉門状態では扉体の上方を越流します。


ローリングゲート構造図
ローリングゲートを右岸側から見た構造イメージ図です。
見易くするために着色しています。
扉体の脇のコンクリート(堰柱)は省略しています。

堰柱の戸溝にラックギヤ、扉体にピニオンギヤが設けられています。
ラックピニオンギヤの代わりに自転車のチェーン状の鋼帯を用いる事も多いです。


ローリングゲート構造アップ図
ローリングゲートを右岸側から見た構造アップイメージ図です。
見易くするために着色しています。
扉体の脇のコンクリート(堰柱)は省略しています。

ワイヤーを巻き取ると扉体が回転、ラックピニオンギヤにより扉体が上がって開門します。
ガード板はラックピニオンギヤの部分にごみが入り込むのを防ぎます。
動滑車部分は扉体に直付けの他に扉体から離して設けられる事も多いです。

ローリングゲートの動作

ローリングゲートの動作図
ローリングゲートの動作イメージ図です。
見易くするために着色しています。
左岸側(手前)は見易くするために透過して描いています。
本図では回転角度270度で描いてあります。
巻上ワイヤーは省略しています。

動作イメージはこのようになります。



2018-07-22ラックピニオン部分、動滑車部分説明修正追加
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