ペルトン水車は全体の形状から大きく3つの区分で分けることが出来ます。
「横軸単輪単射ペルトン水車」などと表記されていた場合、以下のような意味になります。
(水車ランナー数は1つが多いので省略表記される事も多いです)
全体の形状から見た分類で実際に使用されている組み合わせを紹介しています。
横軸単輪単射ペルトン水車の模式図です。
ケーシング等は省略しています。
デフレクターは使用しない場合も有ります。
判り易くするため適宜着色しています。
横軸単輪単射ペルトン水車の模式図です。
水車ランナー1つに対し射出ノズルが1箇所設けられています。
横軸単輪二射ペルトン水車の模式図です。
ケーシング等は省略しています。
デフレクターは使用しない場合も有ります。
判り易くするため適宜着色しています。
横軸単輪二射ペルトン水車の模式図です。
水車ランナー1つに対し射出ノズルが2箇所設けられています。
図は六射ですが、四射、五射はノズル数が異なるのみです(厳密には最適化されています)
立軸単輪六射ペルトン水車の模式図です。
ケーシング、ニードル、デフレクター等は省略しています。
判り易くするため適宜着色しています。
シアン色の矢印は射出された水流を表しています。
立軸単輪六射ペルトン水車の模式図です。
水車ランナー1つに対し射出ノズルが6箇所設けられています。
円周方向に対して等間隔にノズルが配されている為、横軸よりも回転方向に対するバランスが取れています。
また、ノズルを多数配置し易い為、横軸よりも大型機に向いていると言えます。