水力発電って何?

水力発電とは、水の位置エネルギーを用いて発電する事です。
平たく言うと水が高い所から低い所へ流れようとする現象を利用して水車を回して発電する事です。
一般的にはその中で淡水の物と海水揚水を水力発電と称しています。
この他に水の力を利用した発電としては、波の力を利用した波力発電、潮流の力を利用した潮流力発電、潮の満ち干きを利用した潮汐力発電があります。

水力発電は水の利用方法により2種類に大別することが出来ます。

一般水力発電

Conventional Hydroelectric
単にHydroelectricと呼ぶ場合、こちらを指すことが多いようです。

一般水力という呼び名が正式であると酒中仙さんよりお教え頂きました。どうもありがとうございます。


一般水力発電説明図

自然の力(雨や雪)によって高い所に運ばれた水を集め流して発電する方法で、発電が終わった水は川を通じて海へと流れます。

揚水式水力発電

Pumped-Storage Hydroelectric

揚水式水力発電説明図 夜間

負荷の少ない時間(主に夜間)に人工の力(ポンプ)によって水を高い所へと汲み上げておき、


揚水式水力発電説明図 昼間

負荷の集中する時間(主に昼間)に水を流して発電する方法で、発電が終わった水も流さずに溜めておきます。
(実際には川としての機能を維持するために若干流すようにしています)



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