可動弁体を水圧によって駆動するタイプです。
(2007-08 撮影)
ジョンソンバルブ全景を斜め後方(流出側)より
庄川水系、小牧発電所
バルブ直径4369mm、バルブ全長5295mm、
弁体直径3181mm、可動弁体動作距離1199mm、
入口鉄管直径3353mm、出口鉄管直径2514mm、
バルブ総重量48.25トン
英ブレーキボロー社製造
小牧ダム左岸、庄川船舶乗船場そばに展示
バルブ側面に開放及び閉鎖時に注水する管路が見えます。
(2007-08 撮影)
ジョンソンバルブを側面より撮影
右側が流入口、左が流出口で、流入口側の径が大きくなっています。
流出口側には流れをスムーズにするため下流側が広くなったテーパー状の管路が取り付けられます(展示はされていません)
(2007-08 撮影)
ジョンソンバルブ流入口側
抵抗を少なくするため潜水艦の先頭の形状と似ています。
こちら側の弁体は固定されており動きません。
(2007-08 撮影)
ジョンソンバルブ流出口側
こちら側の可動弁体(ニードル)が手前に迫り出しケーシングと密着することにより止水します。
ケーシングが可動弁体に接する部分には水密の保持及び耐久性確保のために弁座が設けられています。
(2007-08 撮影)
水圧が掛からない状態でバルブを開放する必要があるときにこの機械で直接可動弁体を押して引っ込めます。