所在地:富山県砺波市庄川町金屋
交通:JR城端線 福野駅より約8km
取水先の小牧ダムは河川に設けられたダムとしては初めて国の有形登録文化財に指定されています。
(以前掲載していた文化財番号が間違っておりました。下の文化財情報に掲載の番号が正しいです)
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
敷地外及び見学可能な場所から見られない場合でも、絶対に立入禁止の場所へは入らないでください。
国指定登録有形文化財(建造物)
本データについては、利用規約に基づいて文化庁様、国指定文化財等データベースより転載しています。
ダムウォーキング 小牧ダム(YouTubeへ移動します)
(2006-05撮影)
発電所全景
画像左手に見える鉄塔の先を右手に回り込むと小牧ダムがあります。
(2013-07-29画像追加、2012-06撮影)
発電所と周辺の様子
庄川は発電所すぐ下流で大きく曲がっています。
画像左側部分は庄川合口ダム湖となっています。
(2006-05撮影)
左岸より小牧ダムを望む
手前の平らな部分が材木乗越設備跡の下流側、ここで列車に積み替えて輸送、発電所下流で川に戻していました。
(2006-05撮影)
材木乗越設備跡の上流側
このスロープ部分にチェーンコンベヤーが設けられており木材を引き上げていました。
(2006-05撮影)
天端より下流を望む
川のすぐ近くに旅館があります。
(2006-05撮影)
川沿いの旅館
洪水時にはかなり水が接近しそうな場所にあります。
ダム完成当時は東洋一の大きさということもあり、全国各地から見物に訪れたのではないでしょうか。
(2006-05撮影)
右岸より小牧ダムを望む
手前に監視小屋みたいな設備とスロープが見えますが、エレベーター式魚道と呼ばれる魚道が在ったそうです。
下部でゴンドラに魚を寄せて載せ、このスロープを昇って行き上部で放流していた設備です。
昭和9年に水害で壊れるまで使用されていたそうです。
その下のパイプが接続されている設備は灌漑用水の設備の様です(2020-02-23修正)
(2006-05撮影)
エレベーター式魚道のスロープ
ゴンドラがどういう風に設置され動いていたのか興味深々です。
(2006-05撮影)
右岸より小牧ダム上流側を望む
画像左端に写っているのが庄川船舶の船と船着場です。
左手1/3の辺りに写っているのが取水口、その右側、画像中央少し左よりの建物がダム見張所です。
立軸単輪単流渦巻フランシス水車ランナー
定格出力23200kW
使用水量34.685立方メートル毎秒
有効落差62.66m
重量9.300トン
ガイドベーンは水車1台あたり20枚設置
(2010-11-22画像追加、2009-10撮影)
舟戸橋近くに水車ランナー下部とガイドベーンが展示されていました。
諸元の数字が半端なのは、小牧発電所及び小牧ダムがポンドヤード法で設計された事に関係していると思われます。
(2010-11-22画像追加、2009-10撮影)
水車ランナー上部