所在地:千葉県夷隅郡大多喜町面白
交通:小湊鉄道、いすみ鉄道 上総中野駅より約5km
発電所全景
(上下水道の余圧を利用した物を除いて)約50年ぶりに千葉県に水力発電所が復活しました。
元々、昭和35(1960)年まで東京電力老川発電所が運用していた場所を再開発しています。
ちなみに、養老川には過去、老川発電所を含めて3箇所の水力発電所が存在していたそうです。
発電所と放水口の様子
画像中央少し右下の白く泡立っている部分が放水口からの流れ込みです。
放水口と養老川下流方向の様子
画像中央右寄りが下流方向です。
水圧鉄管側より発電所を望む
画像左下には旧老川発電所の水車が据え付けられていた跡が、画像右下には水圧鉄管の支持部が見えます。
水圧鉄管
画像右側の水圧鉄管のみ使用されています。
画像左手、旧老川発電所の水圧鉄管は使用されていません。
旧水圧鉄管はダイヤフラム式継手が使用されていますが、現水圧鉄管は伸縮継手無しとなっています。
現水圧鉄管は膨張率の低い鋼材を使用する事で伸縮を抑え込んでいるものと思われます。
上部水槽です。
一部、旧老川発電所で使用されていた石積みが見えます。
上部水槽と周辺の様子
画像左側が上流です。
取水堰と取水口の様子
画像中央が旧老川発電所から使用されていた取水堰、現在は一部切欠いています。
画像右下が面白峡発電所の取水口です。
養老川水系(二級水系)
東京湾←面白峡←麻綿原高原