東京発電株式会社 花貫川第二発電所

所在地:茨城県高萩市中戸川
交通:JR常磐線 高萩駅より約10km

特記事項

日本で初めてサージタンクが採用されました。
(東日本大震災で被災、補修しつつ使用していましたが、2013-11に撤去されたそうです)

発電所諸元

歴史(途中は抜けている可能性が有ります。?は未確認)
所有:多賀電氣株式会社[運開]−関東配電株式会社?−東京電力株式会社?−東京発電株式会社[現在]
大正 9(1920)年 1月:運用開始
平成25(2013)年11月:サージタンク撤去
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):水路式
発電方式(水の利用方法):流込み式
出力
認可最大出力:750kW
  常時出力:355kW
水量
最大使用水量:0.83立方メートル毎秒
落差
有効落差:112.60m
設備(改修前)
水車:横軸フランシス水車 出力750kW×1台
発電機:横軸三相交流同期発電機×1台
導水路:総延長1198.4m、主要導水路 幅0.60m×高1.50m、延長1563.4m
調圧水槽:単動式サージタンク 縦3.55〜7.15m×横19.85m×高3.72〜4.32m(円筒部高約20m)
水圧鉄管:内径758〜450mm、板厚6〜13mm、延長182.88m×1条
入口弁:スルースバルブ
放水路:幅1.82m×高0.90m、総延長13.5m
標高
取水位標高:336.08m
放水位標高:218.83m
面積
流域面積:23.4平方キロメートル
河川
取水:花貫川
放水:不明

本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)

資料、情報等

本発電所建設時の様子が鹿島建設株式会社様ウェブサイトの「鹿島の軌跡」コーナーにて紹介されています。
(目次をクリックして第20回の所です。)

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フォトギャラリー


花貫川水系(二級水系)
大能付近→─────┬花貫川第一松原→太平洋
     花貫川第二


2018-04-30所有者情報詳細追加
2018-04-06鹿島建設様リンク修正
2015-10-04画像追加修正(2014-11撮影)
2015-01-07画像追加、発電所諸元詳細追加
2014-12-29サージタンク情報追加
2009-09-16特記事項及び資料、情報等追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2006-07-01初掲載(2006-04撮影)
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