水力発電所ギャラリー　神奈川県企業庁早川発電所

所在地：神奈川県足柄下郡箱根町宮城野
交通：箱根登山鉄道　強羅駅より約２ｋｍ

発電所諸元

歴史: 所有：神奈川県企業庁［運開］－神奈川県企業庁［現在］; 昭和３１（１９５６）年３月：運用開始
発電の区分: 種別：一般水力; 発電形式（落差を得る方法）：水路式; 発電方式（水の利用方法）：流込み式
出力: 認可最大出力：２９００ｋＷ; 　　常時出力：　２９０ｋＷ
水量: 最大使用水量：２．００立方メートル毎秒
落差: 有効落差：１７３．１２ｍ
設備: 水車：立軸ランシス水車　出力２９００ｋＷ×１台; 発電機：立軸三相交流同期発電機×１台; 導水路：総延長２６２４．６ｍ、主要導水路　幅１．６０ｍ×高１．５５ｍ、延長２６２４．６ｍ; 上部水槽：縦２５．００ｍ×横１．６～７．０ｍ×高２．１１～５．６０ｍ; 水圧鉄管：内径９５０ｍｍ、板厚６～１６ｍｍ、延長８４７．６５ｍ×１条; 入口弁：バタフライバルブ; 放水路：幅１．６０ｍ×高１．５５ｍ、総延長３４９．７ｍ
標高: 取水位標高：６３７．００ｍ; 放水位標高：４５４．１４ｍ
面積: 流域面積：１７．２平方キロメートル
河川: 取水：早川［品ノ木取水ダム］; 放水：早川

本データは一般社団法人　電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）

ダム諸元

フォトギャラリー

発電所全景
（2009-10撮影）

発電所全景
下がって撮影出来ないので超広角で無理矢理１枚に収めています。

圧油用の水車
横軸単輪単射ペルトン水車
最大出力７．５ＨＰ、最大水量５リットル毎秒
有効落差１６０ｍ、回転数１５００ｒｐｍ
昭和３１（１９５６）年３月、川崎重工業製造
（2009-10撮影）

発電所前に圧油を作成するための水車とコンプレッサーが展示されていました。
画像手前が水圧鉄管及びニードル弁操作ネジのキャップ、透明カバーの中に赤色のペルトン水車ランナー、その右手がレシプロコンプレッサーです。

早川水系（二級水系）
芦ノ湖（早川）→早川－川久保－塔之沢┐
孫助山付近（須雲川）→─────畑宿┴三枚橋－山崎→相模湾

神奈川県企業庁 早川発電所