電源開発株式会社 二又発電所
所在地:高知県安芸郡北川村二タ又
交通:土佐くろしお鉄道 奈半利駅より約23km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:電源開発株式会社[運開]−電源開発株式会社[現在]
- 昭和38(1963)年1月28日:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):調整池式
- 出力
- 認可最大出力:72100kW
- 常時出力:15400kW
- 水量
- 最大使用水量:45.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:188.90m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車×2台 総出力82400kW
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×2台
- 導水路:総延長8214.6m、主要導水路 圧力トンネル 口径4.60m、延長8214.6m
- 調圧水槽:差動式サージタンク 口径13.00m×高55.56m
- 水圧鉄管:内径4600〜3400mm、板厚11〜23mm、延長423.40m×1条
- 分岐管:球分岐
- 条管:内径2600〜1650mm、板厚18〜24mm、延長34.60m、2条
- 入口弁:ロータリーバルブ
- 放水路:圧力トンネル 口径4.60m、延長563.7m
- 標高
- 取水位標高:346.00m
- 放水位標高:144.00m
- 面積
- 流域面積:147.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:奈半利川[久木ダム]→(大谷?)→(月谷川?)+小川川
- 放水:奈半利川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 久木(くき)ダム
- 歴史
- 昭和38(1963)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:28m、堤頂長:94.5m、堤体積:28,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:2,940,000立方メートル
- 有効貯水容量:1,340,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:146.3 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.29平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐:テンターゲート×2門
- 洪水吐:テンターゲート(フラッシュボード付)×1門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2011-05撮影)
発電所と水圧鉄管
超広角で撮影しましたが、これ以上下がれない為、1枚に収まり切れませんでした。
マシンハッチが3箇所見えますが、水車及び発電機は2組です。
(2011-05撮影)
発電所と奈半利川
画像右手が奈半利川でその右に見える山の先で大きく右へと曲がっており、放水口は画像右手の山を抜けた先に在ります。
(2011-05撮影)
久木ダム堤体下流側の様子
(2011-05撮影)
久木ダム堤体上流側の様子
(2011-05撮影)
久木ダム(画像中央)と周辺の様子
険しくこそ無い物の、見るからに山深いといった雰囲気の眺めです。
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奈半利川水系(二級水系)
土佐湾←長山−二又−魚梁瀬←甚吉森付近
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2020-09-22所有者情報詳細追加
2011-11-06初掲載(2011-05撮影)
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