有田川町 二川小水力発電所
所在地:和歌山県有田郡有田川町二川
発電所諸元
- 歴史
- 所有:有田川町[運開]−有田川町[現在]
- 平成26(2014)年9月:着工
- 平成28(2016)年2月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式(河川維持流量従属型)
- 出力
- 認可最大出力:199kW
- 常時出力:160kW
- 水量
- 最大使用水量:0.70立方メートル毎秒
- 常時使用水量:0.68立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:35.4m(最大使用水量時)
- 有効落差:30.9m(常時使用水量時)
- 設備
- 水車:横軸フランシス水車×1台
- 発電機:横軸三相交流発電機×1台
- 面積
- 流域面積:228.8平方キロメートル
- 河川
- 取水:有田川[二川ダム]
- 放水:有田川
本データは、現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しています。
ダム諸元
- 名称
- 二川(ふたがわ)ダム[和歌山県管轄]
- 歴史
- 昭和31(1956)年:着手
- 昭和41(1966)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:67.400m、堤頂長:222.800m(左岸非越流部78.250m+越流部52.500m+右岸非越流部92.050m)、堤体積:209,250立方メートル
- 堤頂幅:4.0m
- 容量
- 総貯水容量:30,100,000立方メートル
- 有効貯水容量:19,200,000立方メートル
- 洪水調節容量:14,400,000立方メートル(有効貯水容量の内、6月16日〜10月15日)
- 利水及び発電容量:16,700,000立方メートル(有効貯水容量の内)
- 面積
- 流域面積:228.8 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.86平方キロメートル
- 標高
- 天端標高:204.40m
- 洪水時満水位標高:203.40m(サーチャージ)
- 常時満水位標高:201.00m
- 夏季制限水位標高:194.00m
- クレストゲート越流頂標高:190.70m
- 洪水調節最低水位標高:187.60m(洪水期6月16日〜10月15日)
- 発電用最低水位標高:181.00m
- オリフィスゲート越流頂標高:179.40m
- 計画堆砂位標高:176.10m
- (基礎標高):137.00m
- 水門設備等
- 非常用洪水吐(クレストゲート):テンターゲート 高10.88×幅11.90m×2門
- 常用洪水吐(オリフィスゲート):高圧ラジアルゲート 高8.00m×幅8.60×2門
- 河川維持用水用バルブ:1門
- 流量
- 計画高水流量:3000立方メートル毎秒
- 計画調節流量: 900立方メートル毎秒
- 計画流下流量:2100立方メートル毎秒
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2022-05撮影)
発電所と周辺の様子です。
岩倉発電所へ導水を行っている二川ダムの河川維持用水を利用しています。
(2022-05撮影)
発電所建屋と放流バルブ室の様子です。
一つ下の建設中画像と比べると水勢の違いが電気になっている事が解ります。
(2015-10撮影)
発電所建設中の様子です。
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2023-03-20初掲載(2015-10、2022-05撮影)
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