所在地:愛知県豊田市月原町
交通:名古屋鉄道 猿投駅より約10km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
発電所全景
中部電力のロゴの入った発電所名の看板の下が放水口です。
阿摺というのはこの場所の昔の地名です。
土木学会附属土木図書館 所蔵 不許複製
(2004-09-08画像追加)
昔の発電所建屋
中部電力と書いてあるので昭和20年代後半の写真かと思われます。
建屋の川沿いの部分の堤防が現在はかさ上げされています。
阿摺ダムを下流より望む
これだけの立派な堤体にもかかわらず堤高は13.92mしか無く堰扱いです。
下の昔の画像と比べると、左岸(画像右側)より2番目のローラーゲートは当時の物が現役のようです。
土木学会附属土木図書館 所蔵 不許複製
(2004-09-08画像追加)
昔の阿摺ダム
見た目ほとんど今と変わりません。
右岸の道路は現在廃道になっておりその先の山の中にトンネルが掘られています。
発電所のすぐ上流に阿摺ダムがあります。
上の昔の写真は画像中央の山の頂上より撮影されたものと思われます。
堤体上の様子
画像左手は取水口スクリーン及び制水門で3門設けられています。
訪ねたのが大雨の少し後だったため流木が溜まっています。
溜まる都度取り除いている方々のご苦労は言うまでもないですね。
上流の様子
右岸(画像左側)の道路のあった場所は木に覆われて当時の面影はありません。
下流の様子
左岸側に見えるスロープは魚道です。
魚釣りサイトの情報だと年に約5万尾程ここを通って鮎が遡上するそうです。
堤体部分に丁度岩盤が露出しているのでこの場所が選定されたのかもしれません。