中部電力株式会社 矢作第二発電所
所在地:愛知県豊田市市平町
交通:名古屋鉄道 猿投駅より約18km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:中部電力株式会社[運開]−中部電力株式会社[現在]
- 昭和46(1971)年2月:運用開始(31200kW)
- 平成15(2003)年3月:出力増加(31600kW)
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):調整池式
- 出力
- 認可最大出力:31600kW
- 常時出力: 0kW
- 水量
- 最大使用水量:40.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:89.60m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車 出力32100kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:総延長8070.4m、主要導水路 幅4.20m×高4.12m、延長8008.9m
- 上部水槽:縦9.65m×横9.00〜16.20m×高17.75m
- 水圧鉄管:内径3400〜2600mm、板厚11〜19mm、延長194.15m×1条
- 放水路:幅6.00〜9.50m×高4.50〜14.24m、総延長16.8m
- 標高
- 取水位標高:206.50m
- 放水位標高:106.50m
- 面積
- 流域面積:514.2平方キロメートル
- 河川
- 取水:矢作川[矢作第二ダム]
- 放水:矢作川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 矢作(やはぎ)第二ダム
- 歴史
- 昭和42(1967)年:着手
- 昭和45(1970)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:38.00m、堤頂長:149.2m、堤体積:56,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:4,354,000立方メートル
- 有効貯水容量: 921,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:514.2 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.41平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐(クレストゲート):テンターゲート×4門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
フォトギャラリー
発電所全景
手前は矢作川です。
水圧鉄管は埋設のようで見えませんでした。
発電所建屋と百月(どうづき)ダム
百月取水ダムは百月発電所の取水を行っています。
上の発電所建屋の画像を撮影した橋より下流を望む
取水先の矢作第二ダム
矢作第二ダムは矢作第一発電所及び矢作ダムの約3.5km下流にあり、
矢作第一発電所から導水している時瀬発電所よりは上流にあるため、両水力発電所の導水路トンネルは途中で交差しています。
矢作第二ダム上流側の様子
発電専用ダムなので水位は高めです。
クレストゲートの左に見える赤茶っぽい部分は取水口スクリーンです。
ダムによる水位増加分が落差に寄与しないため水路式水力発電扱いです。
ダム湖の様子
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2019-02-09所有者情報詳細追加
2014-06-21発電所諸元詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2004-08-20初掲載
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