東北自然エネルギー株式会社 新小滝発電所
所在地:秋田県にかほ市象潟町関
交通:JR羽越本線 象潟駅より約3km
特記事項
海(日本海)に直接放流している発電所です。
発電所諸元
- 歴史
- 所有:東星興業株式会社[運開]−東北自然エネルギー株式会社[現在]
- 平成 8(1996)年5月 :運用開始
- 平成27(2015)年7月1日:合併により所有者変更(東北自然エネルギー)
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:4100kW
- 常時出力: 720kW
- 水量
- 最大使用水量:5.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:100.60m
- 設備
- 水車:横軸フランシス水車 出力4360kW×1台
- 発電機:横軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:総延長828.5m、主要導水路 幅1.98m×高1.98m、延長768.5m
- 上部水槽:縦23.20m×横4.00m×高2.17〜4.88m
- 水圧FRPM管、鉄管:内径1650mm、板厚8〜33mm、延長2128.22m×1条
- 入口弁:バタフライバルブ
- 放水路:幅4.12m×高1.82m、総延長292.1m
- 標高
- 取水位標高:113.10m
- 放水位標高: 4.40m
- 面積
- 流域面積:38.7平方キロメートル
- 河川
- 取水:奈曽川
- 放水:奈曽川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2010-11撮影)
発電所建屋と周辺の様子
撮影地点の後方が奈曽川です。
本発電所は小滝第二、第三、第四発電所を統合して再開発されました。
落差を稼ぐために長さ2km超の非常に緩い勾配の水圧鉄管が敷設されていますが、発電所周辺は埋設、放水路も発電所至近は埋設の為に水力発電所らしくないです。
(2010-11撮影)
放水路
画像中央少し上、鉄橋の左側に発電所が在ります。
(2010-11撮影)
放流水は直接日本海へと注いでいます。
画像左側には鮭の孵化場が有ります。
水力発電所の放水路生まれの鮭は日本でも此処だけではないでしょうか?
(2010-11撮影)
取水堰
小滝第一発電所のすぐ近くに在ります。
(2010-11撮影)
取水堰下流の様子
(2010-11撮影)
取水堰上流と取水口
画像左側の木の向こうに小滝第一発電所の放水口が在ります。
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奈曽川水系(二級水系)
日本海←新小滝−小滝第三(跡)−小滝第二(跡)−小滝第一←鳥海山付近
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2018-04-09所有者情報詳細追加
2016-03-21所有者情報追加変更
2011-07-25初掲載(2010-11撮影)
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