所在地:青森県弘前市紙漉沢
交通:弘南鉄道大鰐線 中央弘前駅より約10km
本データは、利用規約に基づいて国土交通省様の一級河川における水力発電施設諸元一覧(http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/suiryoku/index.html)より転載しています。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
岩木川発電所取水堰の越流(YouTubeへ移動します)
(2009-09撮影)
発電所建屋
煉瓦造りの豪奢な建屋です。
福島酒造の創業者である福島藤助氏により日本で初めて導入された日本酒の通年醸造を行う設備の動力用としてこの発電所が建設されました。
ところが建設に伴う費用が原因で福島家は醸造事業から撤退を余儀なくされたそうで、当時は栄えある事業という訳には行かなかったようですが、
80有余年の時を経て現在でも水力電気を起こし続けているというのは、建設費は嵩むが運用費は低廉な水力発電を象徴しているかのようでもあります。
(2009-09撮影)
上部水槽と水圧鉄管
コンクリートは補修されていますがリベット留の水圧鉄管は当時のままの様です(撮影地点より先は立ち入り禁止となっています)
(2009-09撮影)
発電所建屋と岩木川上流方向を望む
(2009-09撮影)
放水路
強烈な逆光のため写りは今一つです。
(2009-09撮影)
下流より発電所を望む
(2017-06-05画像追加、2016-04撮影)
取水堰の様子、岩木山と一緒に1枚に収めました。
堤防に柵などは設けられておりませんので、もし見に行かれる方がいらっしゃいましたらくれぐれもご注意ください。
また、立ち入りが制限されている場所への侵入は絶対にお止めください。
(2017-06-05画像追加、2016-04撮影)
上流に在る津軽ダムが放流を行っていた関係で取水堰を結構な流量が越流しており、
透明感の有る分厚い水流が見応え充分でした。
(2017-06-05画像追加、2016-04撮影)
若干木々が邪魔をしていますが、上流から取水堰を撮影しました。