所在地:愛媛県新居浜市立川町
交通:JR予讃線 新居浜駅より約7km
敷地外及び見学可能な場所から見られない場合でも、絶対に立入禁止の場所へは入らないでください。
国指定登録有形文化財(建造物)
本データについては、利用規約に基づいて文化庁様、国指定文化財等データベースより転載しています。
(2009-01撮影)
発電所建屋跡
各所に意匠を凝らしたレンガ造りの豪奢な建屋です。
(当時としては結構な規模にも拘わらず日本発送電には参加しなかったそうです。AAVP7さん、ありがとうございました)
(2009-01撮影)
対岸のマイントピア別子より発電所を望む
発電所建屋左側の下掛け水車は比較的最近設置されたようです。
余談ですが、マイントピア別子内の売店にて別子銅山で採掘された銅鉱石標本を販売しています。
(2009-01撮影)
国領川と発電所
発電所運用中当時は発電所建屋のすぐ前まで川が来ていたようです。
(2009-01撮影)
水圧鉄管は画像右上の方向から下りてきていました。
山向こうの吉野川水系銅山川及び日浦地区の川より取水、第三通洞(坑道)を通り東平(とうなる)地区へと導水、
小女郎川、西谷川の水を加えて(両河川は推測です)上部水槽へと導水、水圧鉄管を経て発電所へと導水されていたようです。
(2009-01撮影)
水圧鉄管が下りてきていた場所です。
左側のコンクリートが水圧鉄管支持台です。
(2009-01撮影)
水圧鉄管が一部残されていました。
恐らくは出力を4800kWに増強したときに交換されたのではないかと思います。
発電所より1スパン(建屋より20m程度)上の位置で厚さが約36mm、内径が450mm程度あります。
管路径が大きくないためか思ったよりも板厚が薄いです。
国領川水系(二級水系)
瀬戸内海←山根−端出場(跡)−東平←吉野川水系銅山川、笹ヶ峰