水力発電所ギャラリー　北陸電力蒲生発電所

所在地：福井県福井市蒲生町
交通：ＪＲ北陸本線　大土呂駅より約２８ｋｍ

特記事項

発電所諸元

歴史: 所有：武周電力株式会社［運開］－越前電氣株式会社－北陸合同電気株式会社－北陸配電株式会社－北陸電力株式会社［現在］; 大正　９（１９２０）年９月：運用開始; 大正１４（１９２５）年９月：所有者変更（越前電気）; 昭和１６（１９４１）年８月：所有者変更（北陸合同電気）; 昭和１７（１９４２）年４月：配電統制令により所有者変更（北陸配電）; 昭和２６（１９５１）年５月：電気事業再編成令により所有者変更（北陸電力）
発電の区分: 種別：一般水力; 発電形式（落差を得る方法）：ダム水路式; 発電方式（水の利用方法）：貯水池式
出力: 認可最大出力：１６００ｋＷ; 　　常時出力：　３７０ｋＷ
水量: 最大使用水量：０．８３５立方メートル毎秒（事業者様データ）; 最大使用水量：１．００　立方メートル毎秒（水力発電所データベース）
落差: 有効落差：２６６．０８ｍ（事業者様データ）; 有効落差：２６５．００ｍ（水力発電所データベース）
設備: 水車：横軸ペルトン水車×３台　総出力２１６３ｋＷ; 発電機：横軸三相交流同期発電機×３台; 導水路：総延長１８３３．０ｍ、主要導水路　圧力トンネル　幅１．００ｍ×高２．００ｍ、延長１２４４．０ｍ; 調圧水槽：単動式サージタンク　縦４．００ｍ×横２．００ｍ、口径１．８０ｍ×高１８．２７ｍ; 水圧鉄管：内径７６２～５６０ｍｍ、板厚６～１９ｍｍ、延長４９４．００ｍ×１条; 分岐管：球分岐; 条管：３条; 入口弁：スルースバルブ; 放水路：幅１．００ｍ×高１．００ｍ、総延長１８．０ｍ
標高: 取水位標高：２８１．００ｍ; 放水位標高：　　７．００ｍ
面積: 流域面積：９．０平方キロメートル
河川: 取水：大味川［武周ヶ池（武周湖ダム）］; 放水：日本海

本データは一般社団法人　電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）

貯水池、ダム諸元

名称: 武周ヶ池（ぶしゅうがいけ）、武周湖（ぶしゅうこ）ダム
歴史: 天正１８（１５９０）年：天賀峯の崩壊による山津波によって大味川を堰きとめ武周ヶ池誕生; 大正　９（１９２０）年：ダム竣工（武周ヶ池の上にアースダムを築堤）
種類: 堰止湖（武周ヶ池）; センターコア（中央遮水壁）型アースダム
大きさ: 堤高：20.30m、堤頂長：91.50m、堤体積：61,000立方メートル
容量: 　総貯水容量：2,245,000立方メートル; 有効貯水容量：　965,000立方メートル
標高: 　　　　堤頂標高：287.272m; 　　　　天端標高：286.967m; 洪水時満水位標高：280.70 m（サーチャージ）; 　　　越流頂標高：280.00 m; 　常時満水位標高：280.00 m; 　　最低水位標高：273.29 m; 　　　　基礎標高：266.667m
面積: 集水面積：9.00平方キロメートル; 湛水範囲：南北約1.5km、外周約4km
水門設備等: 自然越流設備

本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。

フォトギャラリー