独立行政法人水資源機構 阿木川発電所
所在地：岐阜県恵那市東野
交通：ＪＲ中央本線 恵那駅より約６ｋｍ
発電所諸元
- 歴史
- 所有：水資源開発公団［運開］−独立行政法人水資源機構［現在］
- 平成 ３（１９９１）年 ２月：運用開始
- 平成１５（２００３）年１０月：独立行政法人水資源機構法により所有者変更（水資源機構）
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：ダム式
- 発電方式（水の利用方法）：貯水池式
- 出力
- 認可最大出力：２６００ｋＷ
- 常時出力： ５３０ｋＷ
- 水量
- 最大使用水量：４．７０立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：６６．７８ｍ
- 設備
- 水車：横軸フランシス水車 出力２７００ｋＷ×１台
- 発電機：横軸三相交流同期発電機×１台
- 導水路：総延長４０１．０ｍ、主要導水路 圧力トンネル 延長４０１．０ｍ
- 水圧管路（ステンレスクラッド管）：内径１４５０ｍｍ、板厚１１ｍｍ、延長６１．７０ｍ×１条
- 入口弁：バタフライバルブ
- 放水路：幅６．３０ｍ×高６．３０ｍ、総延長２１２．０ｍ
- 標高
- 取水位標高：４１２．００ｍ
- 放水位標高：３６３．００ｍ
- 面積
- 流域面積：８１．８平方キロメートル
- 河川
- 取水：阿木川［阿木川ダム］
- 放水：阿木川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
ダム諸元
- 名称
- 阿木川（あぎがわ）ダム
- 種類
- 中央土質遮水壁（センターコア）型ロックフィルダム
- 大きさ
- 堤高：101.5m、堤体長：362m（ロックフィル部のみ）、堤体積：約4,900,000立方メートル
- 上部堤体幅：11.000m、遮水壁基部幅：54.500m
- 容量
- 総貯水容量：48,000,000立方メートル
- 有効貯水容量：44,000,000立方メートル
- 洪水期利水容量：44,000,000立方メートル（有効貯水量量の内）
- 非洪水期利水容量：28,000,000立方メートル（有効貯水量量の内）
- 洪水調節容量：16,000,000立方メートル（有効貯水量量の内）
- 堆砂容量： 4,000,000立方メートル
- 標高
- 天端標高：417.500m
- 常時満水位標高：412.000m（サーチャージ）
- フラップゲート越流頂標高：409.000m
- テンターゲート越流頂標高：404.000m
- 洪水期制限取水位標高：400.500m
- オリフィスゲート越流頂標高：381.500m
- 最低水位標高：363.000m
- 基礎標高：316.000m
- 面積
- 集水面積：81.8 平方キロメートル
- 湛水面積： 1.58平方キロメートル
- 水門設備等
- 非常用洪水吐（クレストゲート）：フラップゲート×２門
- 常用洪水吐：テンターゲート×２門
- 低流量放流管：オリフィスバルブ×１門
- 設計最大流量：２０００立方メートル毎秒
- 流量
- 計画高水流量：８５０立方メートル毎秒
- 計画調節流量：７３０立方メートル毎秒
- 計画最大流下量：１２０立方メートル毎秒
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
フォトギャラリー
（2005-10-18画像追加）
阿木川ダム全景
この撮影位置からだと箱庭のようでなかなか面白いです。
発電所は左岸（画像右手）の山の中に設けてあるようです。
（2005-10-18画像追加）
減勢工の様子
画像手前に写っている副ダムが結構高いです。
川は撮影地点でカクッと１２０度程曲がっています。
（2005-10-18画像追加）
上の画像より右手を撮影
橋の向こうに見える放水口が発電所の物です。
堤頂部の様子
車は入れません
放水路
両側が越流用（フラップゲート）、その内側が通常放流用（テンターゲート）
真ん中が低流量放流用（オリフィスバルブ）です。
右手に発電所の屋外変電設備が見えます。
向こうに見えるのが恵那の町並みです。
（2005-10-18画像追加）
上流の阿木川湖の様子、右側に選択取水塔が見えます。
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2019-02-09所有者情報詳細追加
2015-10-19発電所諸元詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2005-10-18画像追加、差替
2002-11-15初掲載
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