所在地:岐阜県下呂市瀬戸
交通:JR高山本線 焼石駅より約1.5km
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
(2013-11-10画像追加、2012-11撮影)
10年振りに見た発電所建屋は全く変わっていませんでした。
第一発電所と第二発電所は同一の建屋で、建屋中央付近とその右に在る設備が第一発電所の放水口、建屋左端に見える設備が第二発電所の放水口でした。
2002年時点の発電所建屋と水圧鉄管
第一発電所水圧鉄管は建屋至近で2条になっているそうです。お教え頂きありがとうございました(2013-05-06情報追加)
少し離れた左側にある水圧鉄管が第二発電所の物です。
(2013-11-10画像追加、2012-11撮影)
2012年時点、屋外変電設備は新しい機器に置き換わっていました。
鉄塔も紅白(航空障害物)塗装がされていました。
2002年時点の屋外変電設備
油入遮断機が見えます。
(2013-11-10画像追加、2012-11撮影)
上部水槽と水圧鉄管上部の様子
落差が異なる上に両方とも多条の水圧鉄管が一緒に設置されているのは相当珍しいと思います。
フランシス形水車ランナ
水車出力13000kW、使用水量9.3立方メートル毎秒、有効落差156.6m
回転速度514回転毎分
昭和13年より平成10年11月まで(60年間)使用
(2013-11-10画像追加、2012-11撮影)
発電所隣に孝子ヶ池という史跡が在り、そこの駐車場に瀬戸第二発電所で使用されていた水車ランナーが展示されていました。
(2013-11-10画像追加、2012-11撮影)
孝子ヶ池越しに水圧鉄管を望む
(2013-11-10画像追加、2012-11撮影)
第一発電所の取水先となる瀬戸ダムを右岸下流より望む
ローラーゲートはシェル構造タイプが使用されています。
対岸(左岸側)から水が出ていますが、河川維持水を此処から放流している様です。
(2013-11-10画像追加、2012-11撮影)
瀬戸ダムの取水口
画像右上の鉄塔近くに東上田発電所が在ります。
(2013-11-10画像追加、2012-11撮影)
瀬戸ダム上を通る道路から下流を撮影
斜め逆光が厳しくフレアスポットが出てしまいました(画像に見えるオレンジ色の丸)
(2007-05-07画像追加、2007-08撮影)
第二発電所の取水先となる西村ダムです。
テンターゲートは結構年季が入っている様に見えます。
湯ノ上発電所旭ダム(福島県)に次いで古いと思われます。
手前に写っているのが導水路設備です。
(2007-05-07画像追加、2007-08撮影)
西村ダム下流には沈砂池(画像左手)があります。
(2007-05-07画像追加、2007-08撮影)
西村ダム堤体上流側の様子
(2007-05-07画像追加、2007-08撮影)
西村ダム湖の様子