電源開発株式会社 桂沢発電所
所在地:北海道三笠市西桂沢
交通:JR函館本線 峰延駅より約17km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:電源開発株式会社[運開]−電源開発株式会社[現在]
- 昭和32(1957)年9月:運用開始
- 平成31(2019)年4月:改修工事開始
- 令和 4(2022)年6月:改修後運用開始予定
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力(改修後):16800kW
- 認可最大出力(改修前):15000kW
- 常時出力(改修前): 2800kW
- 水量(改修前後)
- 最大使用水量:23.50立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差(改修前):75.00m
- 設備(改修前)
- 水車:立軸フランシス水車×2台 総出力18000kW
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×2台
- 導水路:総延長1861.4m、主要導水路 圧力トンネル 口径2.80〜3.20m、延長1861.4m
- 調圧水槽:差動式サージタンク 口径8.00m(シャフト)、12.00m(タンク)×高46.90m
- 水圧鉄管:内径3000〜2600mm、板厚10〜18mm、延長237.70m×1条
- 分岐管:Y分岐
- 水圧鉄管:内径1800mm、板厚12〜14mm、延長34.00m、2条
- 入口弁:バタフライバルブ
- 放水路:口径3.20m、総延長678.0m
- 標高
- 取水位標高(改修前):187.00m
- 放水位標高(改修前): 94.00m
- 面積(改修前後)
- 流域面積:446.2平方キロメートル
- 流域面積:298.7平方キロメートル
- 河川
- 取水:幾春別川[桂沢ダム]
- 放水:幾春別川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
改修後
- 名称
- 桂沢(かつらざわ)ダム[国土交通省北海道開発局建設部管轄]
- 歴史
- 昭和60(1985)年:着手
- 令和 2(2020)年:竣工予定
- 種類
- 自然越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:75.5m、堤頂長:397m、堤体積:595,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:147,300,000立方メートル
- 有効貯水容量:136,400,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:298.7 平方キロメートル
- 直接流域面積:151.2平方キロメートル
- 間接流域面積:147.5平方キロメートル
- 湛水面積: 6.66平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐:自由越流頂
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
改修前
- 名称
- 桂沢(かつらざわ)ダム[国土交通省北海道開発局建設部・電源開発管轄]
- 歴史
- 昭和22(1947)年:着手
- 昭和32(1957)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:63.6m、堤頂長:334.3m、堤体積:350,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:92,700,000立方メートル
- 有効貯水容量:81,800,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:298.7 平方キロメートル
- 直接流域面積:151.2平方キロメートル
- 間接流域面積:147.5平方キロメートル
- 湛水面積: 4.99平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐:ローラーゲート×3門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2018-08撮影)
発電所全景、道路端からの撮影です。
画像左に見える水圧鉄管は幾春別川の上を横断、また、放水路も幾春別川の下を横断して画像右外のずっと先で放水されています。
(2018-08撮影)
桂沢ダムは嵩上げ改修工事を行っており、道路端から見られたのみでした。
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2019-10-14初掲載(2018-08撮影)
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