電源開発株式会社 熊牛発電所
所在地:北海道上川郡清水町熊牛
交通:JR根室本線 新得駅より約10km
資料、情報等
発電所として初めてグッドデザインに選定されました。
平成6(1994)年10月3日選定、選定番号94P0881
北陸電力黒東第三発電所と同日選定されています。
発電所諸元
- 歴史
- 所有:電源開発株式会社[運開]−電源開発株式会社[現在]
- 昭和62(1987)年11月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力:15400kW
- 常時出力: 5200kW
- 水量
- 最大使用水量:41.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:44.50m
- 設備
- 水車:立軸カプラン水車 出力16000kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:総延長6318.6m、主要導水路 口径4.15m、延長6188.6m
- 上部水槽:縦85.36m×横5.00m×高6.25〜15.60m
- 水圧鉄管:内径4200〜3000mm、板厚13〜20mm、延長284.3m×1条
- 放水路:幅5.00〜20.00m×高4.00〜6.00m、総延長1017.9m
- 標高
- 取水位標高:206.00m
- 放水位標高:153.20m
- 面積
- 流域面積:940.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:十勝川(+然別川)[屈足ダム]
- 放水:十勝川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 屈足(くったり)ダム[電源開発株式会社・国土交通省北海道開発局農水部 共同管轄]
- 歴史
- 昭和58(1983)年 :着手
- 昭和59(1984)年夏:着工
- 昭和62(1987)年秋:完成
- 昭和63(1988)年 :竣工
- 種類
- 中央土質遮水壁(センターコア)型ロックフィルダム
- 大きさ
- 堤高:27.5m、堤頂長:220.1m、堤体積:220,000立方メートル(現地案内板)、216,000立方メートル(ダム便覧)
- 容量
- 総貯水容量:3,130,000立方メートル
- 有効貯水容量: 844,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:940 平方キロメートル
- 直接流域面積:773平方キロメートル
- 間接流域面積:167平方キロメートル
- 湛水面積: 0.49平方キロメートル
- 灌漑面積: 62.80平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐:ローラーゲート×3門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2018-08撮影)
発電所全景です。
建屋左上に上部水槽が少し見えます。
グッドデザインは建屋のみでの選定と思われますが木々や芝生を含めた眺めも素晴らしいです。
(2018-08撮影)
一つ上の画像から道路を挟んだ反対側の放水路を撮影しました。
(画像をぼかしている部分、釣り人が入り込んでいます・・・)
(2018-08撮影)
(柵越しに撮影しています。柵内へ入らない様にお願いします)
屈足ダムは立ち入り禁止でしたのでゲート前からの撮影となりました。
左岸側ダム直下に河川維持用水を用いたくったり発電所が在りますが此処からではよく判りませんでした。
(2018-08撮影)
屈足ダム右岸側上流は公園として整備されておりダム堤体上流側は見られます。
(2018-08撮影)
屈足ダム湖、立ち込める雲で水墨画の趣となりました。
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2019-05-05初掲載(2018-08撮影)
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