北海道電力株式会社 小樽内発電所
所在地:北海道札幌市南区定山渓
発電所諸元
- 歴史
- 所有:北海道電力株式会社[運開]−北海道電力株式会社[現在]
- 平成1(1989)年6月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力:7000kW
- 常時出力: kW
- 水量
- 最大使用水量:10.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:83.50m
- 設備
- 水車:立軸可変翼斜流(デリア)水車 出力7270kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 水圧鉄管:内径2000〜1500mm、板厚9〜21mm、延長282.95m×1条
- 入口弁:バイプレーンバルブ(複葉弁)
- 放水路:幅8.31m×高11.30m、総延長20.2m
- 標高
- 取水位標高:370.00m
- 放水位標高:284.00m
- 面積
- 流域面積:104.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:小樽内川[定山渓ダム]
- 放水:小樽内川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 定山渓(じょうざんけい)ダム[国土交通省北海道開発局建設部管轄]
旧名:小樽内(おたるない)ダム
- 歴史
- 昭和49(1974)年:着手
- 平成 1(1989)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:117.5m、堤頂長:410m、堤体積:1,185,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:82,300,000立方メートル
- 有効貯水容量:78,600,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:104 平方キロメートル
- 湛水面積: 2.30平方キロメートル
- 水門設備等
- クレストゲート(非常用洪水吐):テンターゲート×2門
- コンジットゲート(常用吐):1門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2019-08撮影)
発電所全景、小樽内川に架かる橋から撮影しました。
(2019-08撮影)
一つ上の画像の橋から上流側を見ると定山渓ダム正面が見られます。
(2019-08撮影)
定山渓ダム下流右岸側は公園となっていますのでそこから撮影したダム堤体です。
(2019-08撮影)
一つ上の画像と同じく右岸広場から定山渓ダムと下流周辺の様子を撮影しました。
(2019-08撮影)
定山渓ダム右岸広場には設備がいくつか展示されていました。
一番左は定山渓ダム建設時に使用されたタワー(クライミング)クレーンの柱で直径3.0m、長さ3.0m、重量9.5t、23本継いで高さ69m、旋回半径75m、13.5t吊のクレーンを成し、3基使用されたそうです。
一番手前と一番右は発電所で使用されていた発電機の一部及び立軸フランシス水車ですが、特に説明されていなかったので恐らく定山渓ダムができる前に発電所が在りそこで使用されていたものと思われます。
一番奥に見えるゲートバルブと思しきバルブは不明でした。
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2020-05-11初掲載(2019-08撮影)
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