北海道企業局 清水沢発電所
所在地:北海道夕張市清水沢清栄町
交通:JR石勝線 新夕張駅より約10km
発電所諸元(歴史以外は改修前の諸元)
- 歴史(途中は抜けている可能性が有ります。?は未確認)
- 所有:北海道炭礦汽船株式会社[運開]−北炭真谷地炭鉱株式会社−北海道企業局[現在]
- 昭和15(1940)年 5月:運用開始
- 平成 6(1994)年 4月:所有者変更(北海道企業局)
- 平成28(2016)年12月:運転休止
- 平成29(2017)年度 :改修工事開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:3400kW
- 常時出力: 354kW
- 水量
- 最大使用水量:23.60立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:18.10m
- 設備
- 水車:立軸カプラン水車 出力3620kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 水圧管路(鉄筋コンクリート、鉄管):内径3400〜3300mm、壁厚、板厚300mm、16mm、延長16.52m×1条
- 入口弁:バタフライバルブ
- 放水路:総延長24.0m
- 標高
- 取水位標高:193.77m
- 放水位標高:174.13m
- 面積
- 流域面積:483.6平方キロメートル
- 河川
- 取水:夕張川[清水沢ダム]
- 放水:夕張川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
一部データについては北海道企業局様ウェブサイト(http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kg/index.htm)を参考にさせて頂いております。
ダム諸元
- 名称
- 清水沢(しみずさわ)ダム
- 歴史
- 昭和15(1940)年 :竣工
- 平成29(2017)年度:改修工事開始(ゲートレス化)
- 種類
- 自然越流型重力式コンクリートダム(以前は越流型)
- 大きさ
- 堤高:25.4m、堤頂長:91.8m、堤体積:16,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:5,576,000立方メートル
- 有効貯水容量:2,177,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:534.2 平方キロメートル
- 直接流域面積: 50.6平方キロメートル
- 間接流域面積:483.6平方キロメートル
- 湛水面積: 0.87平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐:自由越流頂×9径間(以前はローラーゲート×9門)
- 土砂吐:1門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ムービーギャラリー
ダムウォーキング 清水沢ダム 放流バージョン(YouTubeへ移動します)
フォトギャラリー
(2019-08撮影)
清水沢ダムから天端から工事中の発電所建屋と旧建屋跡を撮影しました。
以前は画像手前に発電所建屋が在りましたが、設備老朽化に伴い更新工事を行っており、画像奥に見える工事中の部分へ移動となります。
(2019-08撮影)
右岸から旧建屋跡と清水沢ダムを撮影しました。
画像左下、旧建屋時代の水圧鉄管が見えます。
画像右上に見える建屋は北海道炭礦汽船株式会社 清水沢火力発電所の跡です。
(2019-08撮影)
発電所取水口も工事が行われており、鉄骨を用いた角落しが差し込まれていました。
(2019-08撮影)
左岸天端から清水沢ダムと下流の様子を撮影しました。
(2019-08撮影)
左岸少し下流から清水沢ダムを撮影しました。
発電所とセットでダムの改修工事も行われており、以前在ったローラーゲートは撤去されて自然越流型のダムとなりました。
(2019-08撮影)
清水沢ダム湖です。
上流に在った二股発電所及び大夕張ダムの逆調整池としても利用されていた様です。
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2019-09-01初掲載(2019-08撮影)
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