株式会社工営エナジー 白滝発電所
所在地:北海道紋別郡遠軽町白滝
交通:JR石北本線 白滝駅より約4km
発電所諸元
- 歴史(途中は抜けている可能性が有ります。?は未確認)
- 所有:白滝村・白滝村農業協同組合[運開]−白滝村・丸瀬布町農業協同組合−遠軽町・丸瀬布町農業協同組合−遠軽町・えんゆう農業協同組合−株式会社工営エナジー[現在]
- 昭和27(1952)年12月20日:運用開始
- 平成12(2000)年 :農業協同組合合併により所有者変更(丸瀬布町農業協同組合)
- 平成17(2005)年10月 1日:町村合併により所有者変更(遠軽町)
- 平成18(2006)年 6月 :農業協同組合合併により所有者変更(えんゆう農業協同組合)
- 平成23(2011)年 9月 :台風12号被災により運転停止
- 平成26(2014)年 9月 :設備譲渡により所有者変更(工営エナジー)
- 平成27(2015)年 4月 :設備更新工事着工
- 平成28(2016)年 7月 2日:運転再開
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:270kW(運転再開時260kW、被災前は220kW)
- 水量
- 最大使用水量:2.71立方メートル毎秒(被災前は2.71立方メートル毎秒)
- 落差
- 有効落差:11.573m(被災前は11.829m)
- 設備(現設備)
- 水車:横軸S形チューブラー可変翼プロペラ(円筒カプラン)水車 出力274kW×1台
- 回転数758rpm
- 発電機:横軸三相交流誘導発電機 容量266kW×1台
- 電圧400V、電流436A
- 設備(旧設備、被災前)
- 水車:横軸単輪複流渦巻フランシス水車 出力232kW×1台
- 回転数375rpm
- 発電機:横軸三相交流同期発電機 容量275kVA×1台
- 電圧3500V、電流45.3A、力率0.8、16極
- 励磁電圧110V、励磁電流43.4A、昭和27(1952)年、明電舎製造
- 励磁機:横軸直流分巻発電機 出力7.5kW×1台
- 電圧110V、電流68.2A、6極、昭和27(1952)年、明電舎製造
- 面積
- 流域面積:284.70平方キロメートル
- 河川
- 取水:湧別川
- 放水:湧別川
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
一部データについては株式会社公営エナジー様ウェブサイト(https://www.koeienergy.co.jp/)及び
遠軽町様ウェブサイト(http://engaru.jp/)を参考にさせて頂いております。
一部データについては、利用規約に基づいて国土交通省様の一級河川における水力発電施設諸元一覧(http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/suiryoku/index.html)より転載しています。
フォトギャラリー
(2018-08撮影)
発電所全景、画像左上が上部水槽、画像右下が発電所建屋でその右に湧別川が流れています。
(2018-08撮影)
発電所前に被災で運転を停止するまで使用していた水車と発電機が展示してありました。
また、手前には遠軽町様、日本工営様、工営エナジー様に依り案内看板が設けられています。
使用されていた時は励磁機、発電機、はずみ車は向かって見て水車の左側に設置されていました。
(2018-08撮影)
旧水車と発電機を背面から撮影しました。
(2018-08撮影)
旧水車のみを撮影しました。
(2018-08撮影)
(柵越しに撮影しています。柵の中へ入らない様にお願いします)
取水堰と湧別川上流方向です。
(2018-08撮影)
(柵越しに撮影しています。柵の中へ入らない様にお願いします)
取水堰と湧別川下流方向です。
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2019-07-01初掲載(2018-08撮影)
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