北海道電力 大雪発電所
所在地:北海道上川郡上川町層雲峡
交通:JR石北本線 上川駅より約31km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:北海道電力株式会社[運開]−北海道電力株式会社[現在]
- 昭和50(1975)年6月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力:20000kW
- 常時出力: kW
- 水量
- 最大使用水量:31.20立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:75.00m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車 出力21000kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 水圧鉄管:内径3200〜2550mm、板厚16〜22mm、延長426.96m×1条
- 入口弁:バタフライバルブ
- 放水路:幅3.78m×高3.78m、総延長1966.11m
- 標高
- 取水位標高:794.30m
- 放水位標高:712.96m
- 面積
- 流域面積:291.6平方キロメートル
- 河川
- 取水:石狩川[大雪ダム]
- 放水:石狩川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 大雪(たいせつ)ダム[国土交通省北海道開発局建設部管轄]
- 歴史
- 昭和40(1965)年 :着手
- 昭和43(1968)年度:着工
- 昭和50(1975)年 :竣工
- 昭和50(1975)年度:完成
- 種類
- 中央土質遮水壁型(センターコア)ロックフィルダム
- 大きさ
- 堤高:86.5m、堤頂長:440.0m、堤体積:3,874,000立方メートル
- 天端幅:12.0m
- 容量
- 総貯水容量:66,000,000立方メートル
- 有効貯水容量:54,700,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:291.6 平方キロメートル
- 湛水面積: 2.92平方キロメートル
- 標高
- 堤頂標高:811.92m
- 常時満水位標高:807.42m
- 最低水位標高:774.12m
- 水門設備等
- 非常用洪水吐(クレストゲート):テンターゲート×2門
- 常用洪水吐(オリフィスゲート):ラジアル(テンター)ゲート×1門
- 放流管:ホロージェットバルブ×1門
- 流量
- 洪水量:50立方メートル毎秒
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2018-08撮影)
大雪ダム天端から下流の様子を撮影しました。
発電所は地下に設けられているので送電線が突然出てきている様に見えるのみです。
発電所はダム直下に在りますが亘長の長い放水路でも落差を稼いでいる為、ダム水路式の扱いとなっています。
(2018-08撮影)
大雪ダム堤体下流側です。
ダム表面が緑で覆われて高原の斜面の様です。
石狩川最上流のダムだけあって実際に標高も高いです。
(2018-08撮影)
大雪ダム天端からダム湖及び取水塔を撮影しました。
(2018-08撮影)
大雪ダム天端の様子です。
天端を国道273号線が通っています。
(2018-08撮影)
大雪ダム洪水吐水門、両側が非常用洪水吐のクレストゲート、中央が常用洪水吐のオリフィスゲートです。
(2018-08撮影)
上流から大雪ダムを撮影しました。
(2018-08撮影)
上流から洪水吐と取水塔をアップで撮影しました。
非常用洪水吐のテンター(ラジアル)ゲートは上部から越流させるタイプとなっています。
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2019-08-26初掲載(2018-08撮影)
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