国土交通省北海道開発局 滝里ダム管理用発電所
所在地:北海道芦別市幌内
交通:JR根室本線 野花南駅より約5km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:国土交通省北海道開発局(建設部)[運開]−国土交通省北海道開発局(建設部)[現在]
- 平成11(1999)年12月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:2300kW
- 常時出力:1400kW
- 水量
- 最大使用水量:9.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:30.10m
- 設備
- 水車:横軸フランシス水車 出力2300kW×1台
- 発電機:横軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:総延長90.4m、主要導水路 圧力トンネル(ダム管路) 口径2.70m、延長90.4m
- 水圧管路(ステンレス管):内径1600mm、板厚11mm、延長9.30m×1条
- 標高
- 取水位標高:150.00m
- 放水位標高:120.00m
- 面積
- 流域面積:1662.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:空知川[滝里ダム]
- 放水:空知川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 滝里(たきさと)ダム
- 歴史
- 昭和54(1979)年:着手
- 平成11(1999)年:竣工
- 種類
- 自然越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:50.000m、堤頂長:445.000m、堤体積:455,000立方メートル
- 堤頂幅:8.000m、下部堤体幅:58.800m(基本三角39.600m+フィレット19.200m)
- 容量
- 総貯水容量:108,000,000立方メートル
- 有効貯水容量: 85,000,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:1662 平方キロメートル
- 湛水面積: 6.80平方キロメートル
- 標高
- 堤頂標高:162.000m
- 基本三角頂標高:161.500m
- 設計洪水位標高:160.400m
- 洪水時満水位標高:159.500m(サーチャージ)
- 常時満水位標高:150.900m
- 非常用洪水吐越流頂標高:150.900m(クレスト)
- 常用洪水吐越流頂標高:143.300m(オリフィス)
- 設計堆砂位標高:142.400m
- 減勢工導流壁頂標高:138.000m
- 減勢工分流壁頂標高:133.000m
- 副ダム堤頂標高:127.000m(非常用洪水吐)
- 副ダム堤頂標高:124.000m(常用洪水吐)
- 減勢工床標高:119.000m
- 基礎標高:112.000m
- 水門設備等
- 非常用洪水吐:自由越流頂 幅22.5m×高9.5m×2径間
- 常用洪水吐:オリフィスゲート 幅5.8m×高4.1m、テンター(ラジアル)ゲート×6門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2018-08撮影)
滝里ダム天端から下流及び発電所を撮影しました。
画像右端中段の減勢工脇に見える設備は利水放流バルブ、その左上に見える建屋が発電所です。
(2018-08撮影)
滝里ダム下流から発電所及びダムの非常用洪水吐を撮影しました。
画像左端の建屋が発電所です。
(2018-08撮影)
滝里ダム下流から洪水吐全体を撮影しました。
左側の大きく開いている部分が非常用洪水吐の自由越流頂、右側の細かく仕切られている部分が常用洪水吐のオリフィスで内部にテンター(ラジアル)ゲートを備えています。
(2018-08撮影)
滝里ダムの副ダムです。
画像右下からの流れが発電所からの放水です。
(2018-08撮影)
左岸から滝里ダムを撮影しました。
(2018-08撮影)
左岸から滝里ダム堤体上流側を撮影しました。
堤体右岸寄りに見える取水設備が利水放流用で滝里ダム管理用発電所はそこから取水しています。
(2018-08撮影)
滝里ダム湖です。
雨で煙って判り難いですが画像中央少し右寄りにうっすら見える設備が滝里発電所の取水設備です。
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2019-09-30初掲載(2018-08撮影)
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