関西電力株式会社 上滝発電所 跡
所在地：兵庫県丹波市山南町上滝
交通：ＪＲ福知山線 下滝駅より約１．５ｋｍ
発電所諸元
- 歴史
- 所有：上久下村［運開］−関西配電株式会社［廃止］−関西電力株式会社［再運開］−関西電力株式会社［廃止］
- 大正 ９（１９２０）年１２月 ：着工
- 大正１１（１９２２）年 ６月 ：竣工
- 大正１２（１９２３）年 １月８日：運用開始
- 昭和１８（１９４３）年 ：廃止
- （戦後） 年 ：再運用開始
- 昭和３８（１９６３）年 ：廃止
- 発電の区分
- 種別：廃止（一般水力）
- 発電形式（落差を得る方法）：水路式
- 発電方式（水の利用方法）：流込み式
- 河川
- 取水：（篠山川）→灌漑用水
- 放水：篠山川
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
文化財情報
敷地外及び見学可能な場所から見られない場合でも、絶対に立入禁止の場所へは入らないでください。
国指定登録有形文化財（建造物）
- 登録番号：２８−０３５５、名称：旧上久下村営上滝発電所、年代：大正１１（１９２２）年
- 市南部を東西に流れる篠山川の右岸に築かれた旧水力発電所施設。桁行９．２ｍ梁間６．５ｍ、切妻造、煉瓦造２階建で、外装イギリス積とし、１階に長方形上下窓、２階には欠円アーチ形の窓を配する。村が独自で建設、運営した近代水力発電施設の一つ。
本データについては、利用規約に基づいて文化庁様、国指定文化財等データベースより転載しています。
フォトギャラリー
（2012-12撮影）
発電所建屋を下流側より撮影しました。
本発電所は設置を行った当時の上久下村に因んで「旧上久下村営上滝水力発電所跡」と呼ばれる事が多い様です。
建屋上部のマークは上久下村の村章に戻されています。
建屋は展示館となっていますが訪ねた日は休みでした。
（2012-12撮影）
発電所建屋を上流側より撮影しました。
建屋左奥に見えるのが篠山川です。
数百ｍ上流には丹波竜が発掘された場所が在ります。
現在、内部では５００Ｗのピコ水力発電が行われているそうです（画像右下に見える建屋内へと入っている管路）
（2012-12撮影）
灌漑用水上流側より発電所を撮影しました。
道路の部分が灌漑用水です（もしかしたら元々の灌漑用水は縮小されて道路右側の細い水路だけかも知れないです）
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2019-02-11所有者情報詳細追加
2015-06-15文化財情報追加
2013-12-01初掲載（2012-12撮影）
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