北陸電力株式会社 新枯渕発電所
所在地:石川県加賀市山中温泉枯渕町
交通:JR北陸本線 大聖寺駅より約18km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:石川県企業局[運開]−北陸電力株式会社[現在]
- 平成18(2006)年3月 :運用開始
- 平成22(2010)年3月31日:北陸電力へ譲渡
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力:3600kW
- 常時出力: 830kW
- 水量
- 最大使用水量:8.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:54.70m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車 出力3800kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機 容量3800kVA×1台
- 水圧鉄管:内径1800mm、板厚9mm、延長105.28m×1条
- 入口弁:バタフライバルブ
- 放水路:幅3.00m×高2.00m、総延長10.7m
- 標高
- 取水位標高:201.00m
- 放水位標高:143.90m
- 面積
- 流域面積:71.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:大聖寺川[九谷ダム]
- 放水:大聖寺川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 九谷(くたに)ダム
- 歴史
- 昭和45(1970)年:着手
- 平成17(2005)年:竣工
- 種類
- 自然越流型曲線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:75.8m、堤頂長:280.0m、堤体積:360,000立方メートル
- 天端幅:5.000m、下部堤体幅:62.000m、曲率:R=400m
- 容量
- 総貯水容量:24,900,000立方メートル
- 有効貯水容量:22,400,000立方メートル
- 標高
- 天端標高:210.800m
- 洪水時満水位標高:206.500m(サーチャージ)
- 常時満水位標高:201.000m
- 洪水期制限水位標高:183.000m
- 最低水位標高:174.500m
- 副ダム越流頂標高:148.000m
- 河床標高:143.000m
- 基礎標高:132.500m
- 面積
- 流域面積:71.0 平方キロメートル
- 湛水面積: 1.21平方キロメートル
- 流量
- 計画高水流量:980立方メートル毎秒
- 調節流量:940立方メートル毎秒
- 流下流量: 40立方メートル毎秒
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
発電所、九谷ダムと周辺の様子
九谷ダムのアップ
発電所建屋が見えてきました。
発電所建屋と九谷ダム
出来たてホヤホヤの発電所とダムです。
発電所建屋
この日は発電を行っていないようで河川維持水を途中のバルブより放流していました。
発電所建屋のすぐ裏側の導流堤の高さが結構あるのが判ります。
左岸よりダムと発電所を望む
曲線重力式ダムというのが判ります。
空に向かって両手を広げているかのようです。
右岸よりダム堤体下流側を望む
ダム全幅に亘って越流するため導流堤も堤体面いっぱいに設けてあります。
この位置からだと導流堤の高さはさほど感じません。
右岸よりダム堤体上流側を望む
こちらからだと結構曲がっているように見えます。
天端はまだ立ち入り禁止でした。
ダム湖と富士写ヶ岳
画像右外がダムです。
左側に南谷川があります。
さらに左側に大聖寺川があります。
この上流一帯は古九谷焼の発祥の地と言われています。
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大聖寺川水系(二級水系)
日本海←山中(跡)−新我谷−我谷(跡)−枯渕(跡)−新枯渕−九谷←大日山付近
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2018-11-10所有者情報詳細追加
2010-12-31発電所諸元詳細追加
2010-08-29所有者情報追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2006-07-10初掲載
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