神奈川県企業庁 相模発電所
所在地:神奈川県相模原市緑区若柳
交通:JR中央本線 相模湖駅より約1.5km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:神奈川県企業庁[運開]−神奈川県企業庁[現在]
- 昭和20(1945)年2月28日:運用開始(2号機)
- 昭和22(1947)年7月 :1号機運転開始
- 平成 1(1989)年 :1、2号水車及び発電機更新運転開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):調整池式
- 出力
- 認可最大出力:31000kW
- 常時出力: 4400kW
- 年間発生電力量:約119000MWH(1億1900万キロワット時)
- 水量
- 最大使用水量:85.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:43.50m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車×2台 総出力31000kW
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×2台
- 導水路:総延長327.5m、主要導水路 圧力トンネル 口径3.80m、延長153.8m
- 水圧鉄管:内径3650〜3000mm、板厚16〜38mm、延長33.94m、2条
- 入口弁:バイプレーンバルブ(複葉弁)
- 放水路:総延長29.4m
- 標高
- 取水位標高:167.00m
- 放水位標高:121.03m
- 面積
- 流域面積:1128.5平方キロメートル
- 河川
- 取水:相模川[相模ダム]
- 放水:相模川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 相模(さがみ)ダム
- 歴史
- 昭和12(1937)年 :計画着手
- 昭和13(1938)年 1月:相模川河川統制事業 事業決定
- 昭和15(1940)年11月:建設着手
- 昭和22(1947)年 6月:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:58.4m、堤頂長:196.0m、堤体積:174,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:63,200,000立方メートル
- 有効貯水容量:48,200,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:1128.5 平方キロメートル
- 直接流域面積:1016.0平方キロメートル
- 間接流域面積: 112.5平方キロメートル
- 湛水面積: 3.26平方キロメートル
- 標高
- 天端標高:170.4m
- 常時満水位標高:167.0m
- 発電利用最低水位標高:148.0m
- 最低水位標高:145.0m
- 堆砂位標高:135.0m
- 河床標高:120.0m
- 基礎標高:112.0m
- 水門設備等
- 洪水吐:ローラーゲート×5門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2017-07撮影)
相模ダム天端から発電所と周辺の様子を撮影しました。
建屋の壁には渦巻く水をイメージした装飾がされています。
第二次大戦中に運用開始していますが日本発送電管轄では無い所が興味深いです。
(2017-07撮影)
相模湖ダム祭で発電所とダムの見学が出来ましたのでその際に撮影した発電機及び発電所建屋内部の様子です。
(2017-07撮影)
こちらも一つ上の画像と同じく相模湖ダム祭で見学した際に発電所建屋付近から撮影した相模ダムです。
(2017-07撮影)
右岸から撮影した相模ダム天端、画像中央奥に見えるのがクレストゲート、左側手前に見えるのが発電所取水門です。
(2017-07撮影)
左岸上流から相模ダムを撮影しました。
(2017-07撮影)
相模ダム天端よりダム湖を撮影、画像中央の橋は相模湖大橋です。
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2018-10-09初掲載(2017-07撮影)
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