関西電力株式会社 大里発電所
所在地:三重県南牟婁郡紀宝町大里
交通:JR紀勢本線 新宮駅より約10km
発電所諸元
- 歴史(途中は抜けている可能性が有ります。?は未確認)
- 所有:新宮水力電氣株式会社[運開]−不明−関西電力株式会社[現在]
- 明治36(1903)年12月 :運用開始
- 昭和26(1951)年 5月1日:電気事業再編成令により所有者変更(関西電力)
- 昭和30(1955)年 8月 :出力増加
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:360kW
- 常時出力: 50kW
- 水量
- 最大使用水量:0.86立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:53.00m
- 設備
- 水車:横軸フランシス水車 出力385kW×1台
- 発電機:横軸三相交流誘導発電機×1台
- 導水路:総延長2007.9m、主要導水路 幅0.80m×高1.20m、延長1856.3m
- 上部水槽:縦15.40m×横3.68m×高2.80m
- 水圧鉄管:内径700〜500mm、板厚6〜8mm、延長88.45m×1条
- 入口弁:バタフライバルブ
- 放水路:幅3.80m×高3.31m、総延長11.3m
- 標高
- 取水位標高:73.78m
- 放水位標高:16.64m
- 面積
- 流域面積:16.7平方キロメートル
- 河川
- 取水:相野谷(おのだに)川
- 放水:相野谷川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2005-12撮影)
発電所全景
杉に囲われて判りづらいですが建屋後方に水圧鉄管が見えます。
(2005-12撮影)
発電所建屋対岸より上流を望む
渇水期のため水が少ないです。
また、河床の岩が急に大きな物へとなっています。
手前の淵になっている部分は底が見えますが水深は裕に2mはあります。
(2005-12撮影)
発電所建屋対岸より下流を望む
ここから河床の岩が急に小さくなっています。
右手の流れ込みは発電所の余水吐です。
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2019-02-09所有者情報詳細追加
2016-11-21発電所諸元詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2006-05-07初掲載(2005-12撮影)
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