電源開発株式会社 黒又川第一発電所
所在地:新潟県魚沼市松川
交通:JR只見線 越後須原駅より約2km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:電源開発株式会社[運開]−電源開発株式会社[現在]
- 昭和33(1958)年2月17日:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式
- 出力
- 認可最大出力:61500kW
- 常時出力:19050kW
- 水量
- 最大使用水量:42.40立方メートル毎秒
- 落差
- 最大有効落差:167.70m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車×2台 総出力70000kW
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×2台
- 導水路:総延長7012.0m、主要導水路 圧力トンネル 口径4.50m、延長4475.6m
- 調圧水槽:差動式サージタンク 高62.00m
- 水圧鉄管:内径4500〜3350mm、板厚14〜31mm、延長684.40m×1条
- 条管:内径2500〜2200mm、板厚23〜36mm、延長435.20m、2条
- 入口弁:バタフライバルブ
- 放水路:圧力トンネル 口径4.40m、延長508.2m
- 標高
- 取水位標高:335.00m
- 放水位標高:143.80m
- 面積
- 流域面積:206.1平方キロメートル
- 河川
- 取水:末沢川[末沢川第一取水ダム]→黒又川[黒又川第一ダム]
- 放水:破間川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 黒又川第一(くろまたがわだいいち)ダム
- 歴史
- 昭和29(1954)年:着手
- 昭和33(1958)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:91m、堤頂長:276m、堤体積:289,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:42,845,000立方メートル
- 有効貯水容量:30,627,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:206.1 平方キロメートル
- 湛水面積: 1.43平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐:テンターゲート×2門
- 低水位放流管:1門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
フォトギャラリー
(2009-06撮影)
発電所建屋
建屋は松川川沿いに在りますが放流は破間川です。
画像右上の民家の手前を水圧鉄管(条管)が通っています。
撮影地点右外には昔の水力発電所の物と思われる取水堰が在ります。
(2009-06撮影)
水圧鉄管
諸元からすると分岐後の条管部分のようです。
(2009-06撮影)
黒又川第一ダム
画像左手にはダム建設時のコンクリートプラント跡が見えます。
(2009-06撮影)
黒又川第一ダム天端より下流を望む
(2009-06撮影)
黒又川第一ダム天端
(2009-06撮影)
黒又川第一ダム堤体上流側と取水塔
(2009-06撮影)
黒又川第一ダム湖の様子
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2018-04-14所有者情報、発電所諸元詳細追加
2010-01-25初掲載(2009-06撮影)
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