関西電力株式会社 新黒部川第三発電所
所在地:富山県黒部市宇奈月温泉
交通:黒部峡谷鉄道 欅平駅そば
発電所諸元
- 歴史
- 所有:関西電力株式会社[運開]−関西電力株式会社[現在]
- 昭和38(1963)年10月 7日:運用開始
- 昭和48(1973)年 6月 :出力増加(105000kW)
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):調整池式
- 出力
- 認可最大出力:105000kW
- 常時出力: 44000kW
- 水量
- 最大使用水量:46.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:269.00m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車×2台 総出力120000kW
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×2台
- 導水路:総延長5700.0m、主要導水路 圧力トンネル 口径3.92m、延長5282.7m
- 調圧水槽:水室式サージタンク 口径5.00m×高68.25m
- 水圧鉄管:内径3900〜1650mm、板厚12〜30mm、延長450.29m×1条
- 分岐管:球状分岐
- 条管:2条
- 入口弁:ロータリーバルブ
- 放水路:口径5.60m、総延長336.7m
- 標高
- 取水位標高:851.00m
- 放水位標高:557.29m
- 面積
- 流域面積:284.1平方キロメートル
- 河川
- 取水:黒部川第四発電所、黒部川[仙人谷ダム]
- 放水:新黒部川第二発電所
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 仙人谷(せんにんだに)ダム
- 歴史
- 昭和11(1936)年:着手
- 昭和15(1940)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:43.50m、堤頂長:77.30m、堤体積:37,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:682,000立方メートル
- 有効貯水容量:246,000立方メートル
- 標高
- 満水位標高:851.000m
- 面積
- 流域面積:284.1 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.06平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐(クレストゲート):越流型斜め引上げローラーゲート×2門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
発電所建屋
こちらは黒部川に面して送電端が設けられており、送電電圧は275kVです。
放流水は直接、新黒部川第二発電所へと導水されるため放水口はありません。
(黒部川第三発電所の画像より)
新黒部川第三発電所(奥)と黒部川第三発電所(手前)
黒部ダムが出来たからこそ、この場所にもう一箇所発電所を作ることが出来たと言っても過言では無いと思います。
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2018-11-10所有者情報詳細追加
2010-08-29発電所諸元詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2005-06-25初掲載
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