所在地:富山県富山市有峰
交通:富山地方鉄道立山線 有峰口駅より約18km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
折立及び折立増設発電所遠景
手前は有峰湖です。
発電所のアップ
猪ノ根谷の河床の下に放流トンネルを設けてあるようで、有峰湖の水面と接する所より泡が出ていました。
画像左側の建屋が折立発電所、画像右奥の建屋が折立増設発電所とお教え頂きました。
(お教え頂いた方、どうもありがとうございました)
途中の道路から見た折立発電所の水圧鉄管です。
ここより反対側(発電所側)でもう一段落差があるのですが木が鬱蒼と覆い茂っていて
肉眼でのみ辛うじてその存在を確認することが出来ました。
折立発電所上部水槽
画像右手の積雪量を測定するための目盛りの入った黄色い棒や
画像左手の資材倉庫と思しき建物の基礎が高くなっている辺り、積雪の凄さが容易に想像できます。
反対側に目を向けると
折立発電所の水圧鉄管が山を駆け下りる初めの部分を見ることが出来ます。
折立発電所の取水先の折立ダム、真川にあります。
高さが低いので取水堰扱いです。
(2013-08-12画像追加)
折立ダムの越流画像です。
折立増設発電所の上部水槽
形式は普通水槽でここから水圧鉄管で発電所へと導水されます。
折立増設発電所の上部水槽を反対方向より望む
折立増設発電所の主な取水先となる岩井谷ダムを北陸電力様の御厚意により見学させて頂きました。
北陸電力様、見学に当たって調整して頂いた方々、どうもありがとうございました。
今回は当地に大変詳しい方のご案内で見学させて頂いておりますが、非常に山が深く想定外の状況が発生する可能性が高い上に
保安具等の着用が必要な場所が数多く在り危険なため、くれぐれも立ち入らないようにお願い致します。
(2013-08-12画像追加)
岩井谷ダム全景です。
両岸に取水設備とローリングゲートを備えています。
(2013-08-12画像追加)
岩井谷ダム堤体越流部
立山砂防を擁する真川(常願寺川)だけあって土砂による磨耗も相応の物が有ります。
(2013-08-12画像追加)
下流より岩井谷ダムを撮影しました。
ダム直下は岩盤で狭められていますが、相当硬い岩盤の様で余り削られていない様に見えます。
下流側からは左岸側のローリングゲートを見る事が出来ました。
(2013-08-12画像追加)
左岸側ローリングゲートです。
重厚感がひしひしと伝わって来ます。
一般的なローリングゲートだと扉高を稼ぐ為の出っ張りが円筒の下部に取り付けられていますが、当地のローリングゲートは円筒の上部に設けられているのも一風変わっています。
(2013-08-12画像追加)
岩井谷ダム上部に設けられている吊橋より下流を撮影しました。
両岸に取水設備が設けられている様子、ダムのすぐ下流で岩盤により狭められている様子などが判るかと思います。
右岸側(画像右手)にはスゴ谷からの取水が流れてきており、右岸側取水と併せて岩井谷ダム下部を潜り、左岸側取水と併せて折立増設発電所へと導水されています。
折立増設発電所での発電後は有峰ダム湖へと流れ込んでおり、実に効率の良い水の運用がなされています。
(2013-08-12画像追加)
左岸側の取水設備です。
こちらからは溢流していませんでした。
(2013-08-12画像追加)
右岸側の取水設備です。
こちらは左岸側と異なり溢流していました。
(2013-08-12画像追加)
右岸側のローリングゲートです。
扉体を回転させる為のチェーン状(2輪車の駆動に用いられているタイプ)の鋼帯が扉体の両側、ワイヤーロープの下に設けられています。
ラックピニオンでは無いのでローリングゲートとしては後期に設置されたと思われます。
(2013-08-12画像追加)
岩井谷ダムのすぐ上流で正面奥から流れて来ている茶色っぽい水の真川、画像左手の砂防ダムから緑っぽい水の岩井谷が合流しています。
(2013-08-12画像追加)
別の角度より真川と岩井谷の合流を撮影しました。
砂防ダムから滝になって流れ込んでいるのが岩井谷、右から茶色っぽい水が流れ込んでいるのが真川です。
真川の流れが優勢の時は画像左端中程の防護スクリーン部分から取水、岩井谷の流れが優勢の時は画像右下の防護スクリーン部分から取水と絶妙な造りです。
ちなみに吊橋の真下が岩井谷ダム堤体越流部分です。