所在地:富山県南砺市西赤尾町
交通:JR城端線 城端駅より約28km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
(2006-05撮影)
発電所建屋
世界遺産の合掌造りの集落が近いため建屋も合掌造り風、
屋外変電設備もアースカラー、碍子までも目立たないように黒色と景観に配慮した発電所です。
(2006-05撮影)
発電所と周辺の様子
水圧鉄管は埋設のため見えません。
建屋左側に見える境川の上流およそ4kmの所に取水先となる境川ダムがあります。
手前を流れる庄川は赤尾ダム湖の一部で画像右側が下流方向です。
取水先の境川ダム遠景
境川が県境のため、自由越流堤の中間が岐阜県と富山県の県境になります。
2019年12月2日より加須良川からに取水堰を建設して境川ダムへ導水を開始したそうです。
今回の改修で(最大出力は依然と同じです)成出発電所、新成出発電所への水を境川発電所へと振り分けた形となります。
境川発電所はもちろんですが3発電所合計で見ても(2発電所の減少分を差し引いても)年間発電電力量が増えます(2020-09-22情報追加)
県境の標識
岐阜県の県の花のれんげ草、富山県の県の花のチューリップが描かれています。
ダム天端より下流を望む
富山県、岐阜県境を跨いで立っています。
ダム堤体下流側の様子
左岸側が折れているため直線重力式ダムではありません。
ダム堤体上流側の様子
自由越流堤左側の選択取水設備の機械室の屋根も豪雪地帯のため頑丈な造りとなっています。
ダム湖(桂湖)の様子
右側に写っている橋は右奥にある開津沢より開津橋と名づけられています。