関西電力株式会社 利賀川第一発電所
所在地:富山県南砺市利賀村大勘場
交通:JR城端線 城端駅より約32km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:関西電力株式会社[運開]−関西電力株式会社[現在]
- 昭和48(1973)年12月15日:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):調整池式
- 出力
- 認可最大出力:15400kW
- 常時出力: 2200kW
- 水量
- 最大使用水量:7.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:260.07m
- 設備
- 水車:立軸フランシス水車 出力16100kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:総延長5838.2m、主要導水路 圧力トンネル 口径2.00m、延長5838.2m
- 調圧水槽:差動式サージタンク 口径5.40m×高37.70m
- 水圧鉄管:内径1600〜800mm、板厚6〜14mm、1条
- 入口弁:ロータリーバルブ
- 放水路:幅2.50m×高2.50m、総延長19.5m
- 標高
- 取水位標高:891.80m
- 放水位標高:616.00m
- 面積
- 流域面積:38.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:利賀川[利賀川ダム]
- 放水:利賀川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 利賀川(とががわ)ダム(富山県管轄)
- 歴史
- 昭和49(1974)年6月:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:37.00m、堤頂長:142.50m、堤体積:43,455立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:2,700,000立方メートル
- 有効貯水容量:1,350,000立方メートル
- 洪水調節容量:1,350,000立方メートル(有効貯水容量の内)
- 発電用水容量:1,150,000立方メートル(有効貯水容量の内)
- 堆砂容量:1,350,000立方メートル
- 標高
- 堤頂標高:897.00m
- 洪水時満水位標高:895.50m(サーチャージ)
- 常時満水位標高:894.50m
- 洪水期制限水位標高:889.00m
- 最低水位標高:887.00m
- 越流頂標高:886.00m
- 基礎岩盤標高:860.00m
- 面積
- 集水面積:38.0 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.17平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐(クレストゲート):テンターゲート 幅8.00m×高10.043m×1門
- 流量
- 計画高水流量:330立方メートル毎秒
- 調節流量:130立方メートル毎秒
- 計画放流量:200立方メートル毎秒
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
フォトギャラリー
(2010-11-22画像修正)
発電所建屋
落差260mと結構な迫力です。

発電所から利賀川沿いに進むと利賀川ダムが少し見えてきました。

舗装こそしてあるもののガードレールも無く、路上河川があったりしますので
一歩間違えると数十メートル転落するという結構危ない場所だったりします。
(2010-11-22画像修正)
利賀川ダム堤体
テンターゲート両側の部分が凝った造りになっています。

ダム下部の越流水路の叩きの部分

ダム下流及び副ダムの様子

天端の様子
この先は牛首林道があるのですが通行止めでした。
結構な悪路らしいです。

ダム上流側の様子
右手に写っている設備が取水設備です。

ダム湖の様子
水無湖という名前ですがその名の通り水が少ないです。
画像ではいまいちですが水は結構綺麗で岩魚もいるそうです。
トップページ>都道府県別水力発電所ギャラリー>富山県
トップページ>水系別水力発電所ギャラリー>庄川水系
トップページ>ダム、堰別水力発電所ギャラリー>富山県のダム、堰
2018-11-10所有者情報詳細追加
2010-11-22発電所諸元詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2004-09-27初掲載
Copyright "suiryoku.com". All rights reserved. 連絡先及び注意事項