所在地:和歌山県田辺市龍神村小家(おいえ)
交通:JR紀勢本線 稲原駅より約29km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
(2005-12撮影)
発電所跡と周辺の様子
画像に写っている川が日高川で、椿山ダム湖の一部となっています。
椿山ダムの建設のために廃止されたようです。
発電所跡は画像右上に写っている鉄塔の真下辺りに在ります。
(2005-12撮影)
水圧鉄管跡
画像左よりの周りよりも新しいコンクリートで塞がれているのが水圧鉄管の通っていた部分です。
発電所建屋は画像下に写っている柵よりももっと下に在ったようで、
落差は15〜20m程度、最大使用水量は9〜12立方メートル毎秒程度と推測されます。
画像右下の看板に五味発電所跡と書かれていますが詳細は書かれていませんでした。
当時の出力のみ書いてありましたが、確か1500kWだったと思います。
運用開始時は恐らく日高川水力電気の所有ではないかと思います。
(2005-12撮影)
日高川に残る取水堰跡
右岸(画像奥)のコンクリート部分が取水設備の跡です。
日高川水系(二級水系)
太平洋←船津−高津尾(跡)、新高津尾−越方−美山−五味(跡)−甲斐川−柳瀬←護摩壇山、城ヶ森山付近