南アルプス市 金山沢川発電所
所在地:山梨県南アルプス市芦安芦倉
交通:JR中央本線 竜王駅より約16km
特記事項
日本で初めて浸透式の取水設備が設けられました。
発電所諸元
- 歴史
- 所有:南アルプス市[運開]−南アルプス市[現在]
- 平成22(2010)年2月1日:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力: 98kW(国土交通省データ)
- 認可最大出力:100kW(現地案内板及び小水力発電データベース)
- 年間発生電力量:約740MWH(74万キロワット時)
- 水量
- 最大使用水量:0.320立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:42m
- 総落差:44m
- 設備
- 水車:横軸クロスフロー水車×1台
- 発電機:横軸三相交流誘導発電機×1台
- 水圧鉄管:延長138m×1条
- 面積
- 流域面積:10.10平方キロメートル
- 河川
- 取水:金山沢川
- 放水:金山沢川
本データは、全国小水力利用推進協議会様の許可を頂いて小水力発電データベースより転載しています。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
一部データについては、利用規約に基づいて国土交通省様の一級河川における水力発電施設諸元一覧(http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kasen/jiten/suiryoku/index.html)より転載しています。
フォトギャラリー
(2015-08撮影)
発電所建屋と砂防ダムを右岸より撮影しました。
浸透式の取水設備が日本で初めて設けられたそうです。
川床に目の細かい網を敷き、その下から浸透した水を集める方式です。
流量は大きく取れませんが、チロル式では防げない砂の流入を抑える事が出来ます。
(2015-08撮影)
少し離れた場所から発電所全景を撮影しました。
(2015-08撮影)
一つ上の画像と同じ場所から撮影した発電所と周辺の様子です。
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2016-06-20初掲載(2015-08撮影)
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