山梨県企業局 琴川第三発電所
所在地:山梨県山梨市牧丘町柳平
交通:JR中央本線 塩山駅より約14km
特記事項
取水先の琴川ダムは、多目的ダムとしては天端標高が日本一高いダムです。
発電所諸元
- 歴史(途中は抜けている可能性が有ります。?は未確認)
- 所有(初開発):琴川電力株式会社[運開]−日本電化工業株式会社−山梨県企業局[廃止]
- 所有(再開発):山梨県企業局[運開]−山梨県企業局[現在]
- 平成20(2008)年4月1日:運用開始(再開発)
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式(運開当時:水路式)
- 発電方式(水の利用方法):貯水池式(運開当時:流込み式)
- 出力
- 認可最大出力:1100kW(運開当時340kW)
- 常時出力: kW(運開当時160kW)
- 水量
- 最大使用水量:0.80立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:164.60m
- 設備
- 水車:横軸ペルトン水車×1台
- 発電機:横軸三相交流発電機×1台
- 標高
- 取水位標高:1453.5m(常時満水位)
- 面積
- 流域面積:10.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:琴川[琴川ダム]
- 放水:琴川
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
ダム諸元
- 名称
- 琴川(ことがわ)ダム
- 歴史
- 昭和51(1976)年 :調査開始
- 昭和60(1985)年 :着手
- 平成13(2001)年 :ダム本体工事着手
- 平成19(2007)年 :竣工
- 平成20(2008)年3月:完成
- 種類
- 自然越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:64.0m、堤頂長:262.0m(左岸103.5m+越流部56.0m+右岸102.5m)
- 堤体積:207,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:5,150,000立方メートル
- 有効貯水容量:4,750,000立方メートル
- 洪水調節容量:1,550,000立方メートル(有効貯水容量の内)
- 利水容量:3,200,000立方メートル(有効貯水容量の内)
- 堆砂容量: 400,000立方メートル
- 面積
- 集水面積:10.0 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.30平方キロメートル
- 標高
- 天端標高:1464.0m
- 洪水時満水位標高:1460.0m(サーチャージ)
- 常時満水位標高:1453.5m
- 最低水位標高:1428.5m
- 基礎標高:1400.0m
- 水門設備等
- 非常用洪水吐:自由越流頂×4箇所
- 常用洪水吐:自由越流頂×1箇所
- 低水位放流管:1門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2010-09撮影)
発電所が見られなかったので取水先の琴川ダムのみの撮影です。
型枠の仕切りが細かいです。
(2010-09撮影)
琴川ダム天端より下流を撮影しました。
太陽の写り込みが有りますが空の抜けっぷりが素晴らしかったので、敢えて「角を矯めて牛を殺す」事はせずに写してみました。
(2010-09撮影)
琴川ダム天端よりダム湖を望む
小ぢんまりとしたダム湖です。
(2010-09撮影)
上流左岸より琴川ダム及びダム湖を望む
(2010-09撮影)
ダム湖奥より琴川ダム及びダム湖を望む
ダム湖に架かる橋の上から好い雰囲気の写真が撮れます。
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2018-10-13所有者情報詳細追加
2011-05-15初掲載(2010-09撮影)
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