山梨県企業局 塩川発電所
所在地：山梨県北杜市須玉町比志
交通：ＪＲ中央本線 日野春駅より約１６ｋｍ
発電所諸元
- 歴史
- 所有：山梨県企業局［運開］−山梨県企業局［現在］
- 平成１０（１９９８）年４月：運用開始
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：ダム式
- 発電方式（水の利用方法）：流込み式
- 出力
- 認可最大出力：１１００ｋＷ
- 常時出力： ２３０ｋＷ
- 水量
- 最大使用水量：２．８０立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：５０．３４ｍ
- 設備
- 水車：横軸フランシス水車 出力１１７０ｋＷ×１台
- 発電機：横軸三相交流同期発電機×１台
- 分岐管：Ｙ分岐（ダム放流管からの分岐）
- 水圧鉄管：内径１５００ｍｍ、板厚６ｍｍ、延長１６１．４５ｍ×１条
- 入口弁：バイプレーンバルブ（複葉弁）
- 放水路：幅３．００ｍ×高２．５３ｍ、総延長２３．８ｍ
- 標高
- 取水位標高：８７９．５０ｍ
- 放水位標高：８２６．５３ｍ
- 面積
- 流域面積：８５．３平方キロメートル
- 河川
- 取水：塩川［塩川ダム］
- 放水：塩川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
ダム諸元
- 名称
- 塩川（しおかわ）ダム
- 歴史
- 昭和５０（１９７５）年：着手
- 平成 ９（１９９７）年：竣工
- 種類
- 自然越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高：79.000、堤頂長：225.000m（左岸15.000m＋越流部195.000m＋右岸15.000m）
- 堤体積：388,000立方メートル
- 天端幅：9.250m、下部堤体幅82.340m（上流22.300m＋下流60.040m）、ダム敷幅179.465m（内、減勢工97.125m）
- 容量
- 総貯水容量：11,500,000立方メートル
- 有効貯水容量： 8,900,000立方メートル
- 面積
- 集水面積：85.3 平方キロメートル
- 湛水面積： 0.48平方キロメートル
- 標高
- 天端標高：894.000m
- 設計洪水位標高：892.000m
- 非常用洪水吐越流頂標高：889.500m（クレスト）
- 洪水時満水位標高：889.500m（サーチャージ）
- 常用吐越流頂標高：879.500m（コンジット）
- 常時満水位標高：879.500m
- 最低水位標高：859.000m
- 減勢工導流壁頂標高：835.000m
- 副ダム越流頂標高：823.000m
- 減勢工床標高：817.000m
- 減勢工下流河床標高：815.000m
- 基礎標高：815.000m
- 水門設備等
- 非常用洪水吐：自由越流頂×１４径間
- 常用洪水吐：コンジット自由越流頂×３箇所
- 取水設備：１門
- 流量
- 計画洪水流量：４５０立方メートル毎秒
- 調節流量：２００立方メートル毎秒
- 計画放流量：２５０立方メートル毎秒
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
フォトギャラリー
（2015-07撮影）
塩川ダム天端から下流及び発電所を撮影しました。
建屋が２箇所見えますが、下流側の建屋が発電所です。
下流からは途中で通行禁止となっていました。
（2015-07撮影）
塩川ダム天端の様子です。
（2015-07撮影）
ダム湖対岸より塩川ダムと遮水工を撮影しました。
画像中央右寄りのコンクリートダムが塩川ダム、画像左手のロックフィルダムの様な部分が遮水工で、傾斜土質遮水壁型ロックフィルダムを半分地山に被せた様になっています。
（2015-07撮影）
塩川ダム湖の様子です。
画像左手の下路アーチ橋（鹿鳴峡大橋）がシンボリックです。
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2016-06-20初掲載（2015-07撮影）
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