秋田県 萩形発電所
所在地:秋田県北秋田郡上小阿仁村沖田面
交通:秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線 阿仁前田駅より約29km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:秋田県[運開]−秋田県[現在]
- 平成26(2014)年4月:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式(河川維持流量)
- 出力
- 認可最大出力:450kW
- 平均年間発生電力量:約1928MWH(192万8千キロワット時)
- 水量
- 最大使用水量:1.20立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:47.30m
- 設備
- 水車:横軸フランシス水車 出力480kW×1台
- 発電機:横軸三相交流同期発電機×1台
- 面積
- 流域面積:86.7平方キロメートル
- 河川
- 取水:小阿仁川[萩形ダム]
- 放水:小阿仁川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 萩形(はぎなり)ダム
- 歴史
- 昭和36(1961)年:着手
- 昭和41(1966)年:竣工
- 種類
- 越流型重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:61.00m、堤頂長:173.00m、堤体積:111,000立方メートル
- 天端幅:5.00m
- 容量
- 総貯水容量:14,950,000立方メートル
- 有効貯水容量:11,650,000立方メートル
- 洪水調節容量:10,000,000立方メートル(有効貯水容量の内)
- 堆砂容量: 3,300,000立方メートル
- 標高
- 堤頂標高:227.00m
- 洪水時満水位標高:226.0 m(サーチャージ)
- 常時満水位標高:223.0 m
- 夏期制限水位標高:211.5 m
- 洪水調節容量確保水位標高:210.25m
- 最低水位標高:205.5 m
- 堆砂位標高:205.5 m
- 基礎標高:166.0 m
- 面積
- 流域面積:86.70平方キロメートル
- 湛水面積: 0.85平方キロメートル
- 水門設備等
- 非常用洪水吐(クレストゲート):テンターゲート(フラッシュボード付)×1門
- 常用洪水吐(コンジットゲート):(高圧?)ラジアルゲート×1門
- 選択取水設備及び放流管:円形多段式取水ゲート(シリンダー管径1.3〜2.3m、5段)×1門
- 流量
- 計画洪水流量:650立方メートル毎秒
- 調節流量:600立方メートル毎秒
- 計画放流量: 50立方メートル毎秒
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2015-06撮影)
発電所建屋です。
萩形ダムの河川維持流量を使用して発電しています。
(2015-06撮影)
発電所建屋と周辺の様子です。
発電所建屋手前の萩形ダム放流バルブ室から分岐し導水しています。
(2013-10撮影)
建設中の発電所建屋です。
(2015-06撮影)
萩形ダム洪水吐の上から下流を撮影しました。
クレストのテンターゲートはフラッシュボード(欠瀉板、決寫板)付きですが使用はされていないと思われます。
(2015-06撮影)
左岸天端付近より撮影した萩形ダム下流側の様子です。
今は跡だけですが重力式ダムでは珍しいキャットウォークが設けられていた様です。
(2015-06撮影)
少し下流から撮影した萩形ダムと周辺の様子です。
(2015-06撮影)
萩形ダム天端の様子です。
(2015-06撮影)
萩形ダム堤体上流側の様子です。
堤体に設けられている取水設備からダム放流管を経て萩形発電所へと導水されています。
(2015-06撮影)
萩形ダム湖の様子です。
杉沢発電所の取水設備はこの上流に在りますが、訪ねた時は道路端からでは木々で良く見えませんでした。
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2016-05-23初掲載(2013-10、2015-06撮影)
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