三菱マテリアル株式会社 小又川第一発電所
所在地:秋田県北秋田市森吉
交通:秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線 阿仁前田駅より約14km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:三菱鉱業株式会社(尾去沢鉱山)[運開]−太平鉱業株式会社−三菱金属鉱業株式会社−三菱金属株式会社−三菱マテリアル株式会社[現在]
- 昭和 5(1930)年 3月 :運用開始
- 昭和25(1950)年 :分社により所有者変更(太平鉱業)
- 昭和27(1952)年 :社名変更(三菱金属鉱業)
- 昭和48(1973)年 :社名変更(三菱金属)
- 平成 2(1990)年12月1日:合併により社名変更(三菱マテリアル)
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):水路式
- 発電方式(水の利用方法):流込み式
- 出力
- 認可最大出力:5720kW
- 常時出力:1750kW
- 水量
- 最大使用水量:13.51立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:52.86m
- 設備
- 水車:横軸フランシス水車×1台、立軸フランシス水車×1台 総出力5720kW
- 発電機:横軸三相交流同期発電機×1台、立軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:総延長4179.4m、主要導水路 幅1.80m×高1.56m、延長2915.9m
- 導水路(増設):総延長3576.5m、主要導水路 幅3.40m×高3.00m、延長3455.1m
- 上部水槽:縦7.73m×横6.06m×高4.56m
- 上部水槽(増設):縦25.0m×横8.0m×高6.35m
- 水圧鉄管:内径2000mm、板厚9〜12mm、延長106.85m、2条
- 入口弁:バタフライバルブ
- 放水路:幅3.63m×高3.35m、総延長7.5m
- 放水路(増設):幅4.73m×高1.77m、総延長9.0m
- 標高
- 取水位標高:245.94m
- 放水位標高:188.21m
- 面積
- 流域面積:156.0平方キロメートル
- 河川
- 取水:小又川
- 放水:小又川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
所有者については三菱グループ様ウェブサイト(https://www.mitsubishi.com/)を参考にさせて頂いております。
フォトギャラリー
(2013-10撮影)
発電所建屋
右側の水圧鉄管が運開時からの導水路、左側の水圧鉄管が増設された導水路です。
右側の鉄管自体は比較的最近更新されている様です。
(2013-10撮影)
発電所と周辺の様子
画像右側が上流方向です。
(2013-10撮影)
下流の別位置より発電所建屋を撮影しました。
右側の導水路は横引きの鉄管路も見えます。
(2013-10撮影)
導水路の途中に逆サイフォン管路が在りました。
運開時からそのまま使用されていると思しきリベット留めの管路です。
画像奥が取水堰方向となります。
(2013-10撮影)
取水堰です。
取水堰から左に延びている設備が運開時からの導水路、
取水堰上流側にみえる比較的新しいコンクリート取水口部分が増設された導水路で無圧トンネルにて上部水槽まで抜けています。
小又川第二発電所の少し下流に在ります。
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2018-04-09所有者情報詳細追加
2014-12-29初掲載(2013-10撮影)
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