北陸電力株式会社 広野発電所
所在地:福井県南条郡南越前町広野
交通:JR北陸本線 今庄駅より約11km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:福井県企業局[運開]−北陸電力株式会社[現在]
- 平成 8(1996)年12月 :運用開始
- 平成22(2010)年 3月31日:電気事業再編成令により所有者変更(北陸電力)
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム式
- 発電方式(水の利用方法):調整池式
- 出力
- 認可最大出力:1400kW
- 常時出力: 380kW
- 水量
- 最大使用水量:3.20立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:54.40m
- 設備
- 水車:横軸フランシス水車 出力1490kW×1台
- 発電機:横軸三相交流同期発電機×1台
- 水圧鉄管:内径1400〜800mm、板厚8mm、延長133.671m×1条
- 放水路:幅3.00m×高3.659m、総延長3.870m
- 標高
- 取水位標高:313.800m
- 放水位標高:256.100m
- 面積
- 流域面積:42.30平方キロメートル
- 河川
- 取水:日野川[広野ダム]
- 放水:日野川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 広野(ひろの)ダム(福井県管轄)
- 歴史
- 昭和42(1967)年:着手
- 昭和51(1976)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 基礎地質:粘板岩、砂岩
- 大きさ
- 堤高:63.000m、堤頂長:162.000m、堤体積:143,000.0立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:11,300,000立方メートル
- 有効貯水容量: 9,600,000立方メートル
- 洪水調節容量:5,600,000立方メートル(有効貯水容量の内)
- 不特定及び灌漑用水容量:3,100,000立方メートル(有効貯水容量の内)
- 工業用水容量: 900,000立方メートル(有効貯水容量の内)
- 堆砂容量: 1,700,000立方メートル
- 標高
- 天端標高:318.000m
- 洪水時満水位標高:316.000m(サーチャージ)
- 常時満水位標高:313.800m
- クレスト越流頂標高:306.000m
- 制限水位標高:303.500m
- 最低水位標高:286.500m
- 放流管呑口中心標高:281.000m(コンジット)
- 減勢工壁頂標高:269.500m
- 減勢工床標高:257.500m
- 基礎標高:255.000m
- 面積
- 集水面積:42.3 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.54平方キロメートル
- 水門設備等
- 非常用洪水吐(クレストゲート):テンターゲート 幅7.0m×高11.355m×2門
- 常用洪水吐(コンジットゲート):高圧(摺動式)ラジアルゲート 呑口2.4m×2.4m×1門
- 小流量放流用:多段式ゲート管 口径1.05m→高圧スライドゲート→ホロージェットバルブ×1門
- 流量
- 計画高水流量:350立方メートル毎秒
- 洪水調節流量:265立方メートル毎秒
- 流下流量: 85立方メートル毎秒
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
フォトギャラリー
(2016-09撮影)
発電所建屋はダムのすぐ下流に在りますが、ダムを出てすぐに川が右側へと曲がっておりその内側に建屋が在るのでダム天端からは見えません。
その代わりダム左岸にある展望台から広野ダムと共に見る事が出来ます。
(2016-09撮影)
広野ダム左岸展望台からダムを撮影しました。
(2016-09撮影)
広野ダム堤体上流側とダム湖の様子です。
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2018-11-10所有者情報詳細追加
2017-09-18初掲載(2016-09撮影)
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