福井県 河内川ダム発電所
所在地：福井県三方上中郡若狭町熊川
発電所諸元
- 歴史
- 所有：福井県［運開］−福井県［現在］
- 令和１（２０１９）年：運用開始
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：ダム式
- 発電方式（水の利用方法）：流込み式
- 出力
- 認可最大出力：１９９ｋＷ
- 水量
- 最大使用水量：０．５２立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：４９．３２ｍ
- 総落差：５０．５０ｍ
- 設備
- 水車：横軸フランシス水車×１台
- 発電機：横軸三相交流誘導発電機×１台
- 標高
- 取水位標高：１９０．５０ｍ
- 放水位標高：１４０．００ｍ
- 面積
- 流域面積：１４．５平方キロメートル
- 河川
- 取水：河内川［河内川ダム］
- 放水：河内川
本データは一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
ダム諸元
- 名称
- 河内川（こうちがわ）ダム
- 歴史
- 平成 （１９７１）年 ：着手
- 令和１（２０１９）年６月：竣功
- 種類
- 自然越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高：77.5m、堤頂長：202.3m（左岸非越流部68.1m＋越流部52.8m＋右岸非越流部81.4m）、堤体積：258,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量：8,000,000立方メートル
- 有効貯水容量：7,200,000立方メートル
- 治水容量：2,400,000立方メートル（有効貯水容量の内）
- 利水容量：4,800,000立方メートル（有効貯水容量の内）
- 流水機能維持容量：3,150,000立方メートル（利水容量の内）
- 特定灌漑用水容量：1,040,000立方メートル（利水容量の内）
- 水道用水容量： 560,000立方メートル（利水容量の内）
- 工業用水容量： 50,000立方メートル（利水容量の内）
- 堆砂容量： 800,000立方メートル
- 面積
- 流域面積：14.5 平方キロメートル
- 湛水面積： 0.37平方キロメートル
- 標高
- 天端標高：202.500m
- 設計洪水位標高：200.500m
- 洪水時満水位標高：197.700m（サーチャージ）
- 非常用洪水吐越流頂標高：197.700m（クレスト）
- 常時満水位標高：190.500m
- 常用洪水吐呑口頂標高：190.500m（オリフィス）
- 最低水位標高：162.700m
- 基礎標高：125.000m
- 水門設備等
- 非常用洪水吐（クレスト）：自由越流頂 幅10.5m×高2.8m×4径間
- 常用洪水吐（オリフィス）：自然流下型 幅3.8m×高3.6m×1門
- 取水設備：側壁付円形多段式ゲート×１箇所
- 利水放流設備：口径450mm×１条
- 水位低下放流設備：口径700mm×１条
- 流量
- 計画高水流量：２４０立方メートル毎秒
- 計画調節流量：１５０立方メートル毎秒
- 計画流下流量： ９０立方メートル毎秒
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
フォトギャラリー
（2020-10撮影）
河内川ダム天端から発電所及び下流を撮影しました。
画像中央少し下、放流が行われている部分（バルブ室）の向こうにある建屋が発電所です。
河川維持用水を利用して発電（河川維持流量従属型発電）しているため流込み式で扱っていますが、ダムの利用目的に流水機能維持が有るので貯水池式かもしれません。
（2020-10撮影）
河内川ダム堤体下流側の様子です。
（2020-10撮影）
河内川ダム堤体上流側の様子です。
（2020-10撮影）
河内川ダム天端から撮影したダム湖の様子です。
ダム湖に熊川発電所の取水設備が沈んでいます。
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2021-03-29初掲載（2020-10撮影）
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