北陸電力株式会社 滝波川第一発電所
所在地：福井県勝山市北谷町木根橋
交通：えちぜん鉄道勝山永平寺線 勝山駅より約１０ｋｍ
発電所諸元
- 歴史
- 所有：福井県企業局［運開］−北陸電力株式会社［現在］
- 昭和４０（１９６５）年２月１２日：運用開始（１２３００ｋＷ）
- 平成２２（２０１０）年３月３１日：北陸電力へ譲渡
- 平成２５（２０１３）年５月１０日：運用変更により出力増加（１２５００ｋＷ）
- 平成２７（２０１５）年４月２４日：設備改修、水車取替により出力増加（１２６００ｋＷ）
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：ダム水路式
- 発電方式（水の利用方法）：調整池式
- 出力
- 認可最大出力：１２６００ｋＷ（出力増加前１２５００ｋＷ、運開当時１２３００ｋＷ）
- 常時出力： １４００ｋＷ（出力１２３００ｋＷ時点）
- 年間発電電力量：約４７７００ＭＷＨ（４７７０万キロワット時、出力１２６００ｋＷ時点）
- 年間発電電力量：約４７５００ＭＷＨ（４７５０万キロワット時、出力１２５００ｋＷ時点）
- 年間発電電力量：約４７２００ＭＷＨ（４７２０万キロワット時、出力１２３００ｋＷ時点）
- 水量
- 最大使用水量：５．００立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：２９８．４０ｍ（２９８．３３ｍ、出力１２３００ｋＷ時点）
- 設備
- 水車：立軸単輪四射ペルトン水車 出力１２８００ｋＷ×１台（出力１２３００ｋＷ時点）
- 発電機：立軸三相交流同期発電機×１台
- 導水路：総延長６８０５．８５７ｍ、主要導水路 圧力トンネル 幅１．５２ｍ×高１．７５ｍ、延長４０６９．６２９ｍ
- 調圧水槽：制水口式サージタンク 横４．００〜８．００ｍ、口径３１．５０ｍ×高４９．００ｍ
- 水圧鉄管：内径１７５０〜９６０ｍｍ、板厚８〜１７（１８）ｍｍ、延長１３４１．０３９ｍ×１条
- 放水路：幅１．９０ｍ×高１．９０ｍ、総延長３１５．５０ｍ
- 標高
- 取水位標高：６３０．００ｍ
- 放水位標高：３１２．３０ｍ
- 面積
- 流域面積：１１．３平方キロメートル
- 河川
- 取水：滝波川［小原ダム］
- 放水：滝波川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
ダム諸元
- 名称
- 小原（おはら）ダム
- 歴史
- 昭和３８（１９６３）年：着手
- 昭和３９（１９６４）年：竣工
- 種類
- 重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高：35.5m、堤頂長：77.8m、堤体積：20,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量：152,000立方メートル
- 有効貯水容量： 50,000立方メートル
- 面積
- 流域面積：26.5 平方キロメートル
- 湛水面積： 0.02平方キロメートル
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
フォトギャラリー
発電所建屋と水圧鉄管
此処しか撮影できませんでした。
赤い門型クレーン（ホイスト）の手前が発電所建屋で
水圧鉄管は対岸で落差を稼いだ後、同クレーンの上方に写っている管路で川を横断しています。
（2004-11-06画像追加）
取水先の小原ダムの様子
ダム下流側への道路の途中に立ち入り禁止の柵が置いてあったのでこの場所以外見ることが出来ませんでした。
堤体がカーブしているように見えますが重力アーチ式でしょうか？
（2004-11-06画像追加）
取水口付近のアップ
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2018-11-10所有者情報詳細追加
2017-09-19発電所諸元詳細追加
2017-04-16出力増加情報追加
2013-06-07出力増加情報追加、発電所諸元詳細追加
2010-08-29所有者情報追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2004-11-06画像追加
2004-06-15初掲載
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