東北電力株式会社 信夫発電所
所在地：福島県福島市渡利新田
交通：ＪＲ東北本線 南福島駅より約５ｋｍ
発電所諸元
- 歴史（？は未確認）
- 所有：東北振興電力株式会社［運開］−日本発送電株式会社−東北電力株式会社［現在］
- 昭和１４（１９３９）年１０月 ：運用開始
- 昭和１７（１９４２）年 ４月 ？：配電統制令により所有者変更（日本発送電）
- 昭和２６（１９５１）年 ５月１日：電気事業再編成令により所有者変更（東北電力）
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：ダム水路式
- 発電方式（水の利用方法）：調整池式
- 出力
- 認可最大出力：５９５０ｋＷ
- 常時出力：２６００ｋＷ
- 水量
- 最大使用水量：５８．００立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：１２．５０ｍ
- 設備
- 水車：立軸カプラン水車 出力７０１２ｋＷ×１台
- 発電機：立軸三相交流同期発電機×１台
- 導水路：総延長１３３．７ｍ、主要導水路 圧力トンネル 口径７．５０ｍ、延長１３３．７ｍ
- 入口弁：バタフライバルブ
- 放水路：幅５．００ｍ×高４．５０ｍ、総延長３３．８ｍ
- 標高
- 取水位標高：８３．００ｍ
- 放水位標高：６７．３１ｍ
- 面積
- 流域面積：２８７９．６平方キロメートル
- 河川
- 取水：阿武隈川［信夫ダム］
- 放水：阿武隈川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
ダム諸元
- 名称
- 信夫（しのぶ）ダム
- 歴史
- 昭和１２（１９３７）年：着手
- 昭和１４（１９３９）年：竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高：21.5m、堤頂長：89.6m、堤体積：26,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量：1,872,000立方メートル
- 有効貯水容量：1,200,000立方メートル
- 面積
- 流域面積：2880 平方キロメートル
- 湛水面積： 0.25平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐：ローラーゲート×４門
- 土砂吐：ローラーゲート×２門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
フォトギャラリー
（2015-09撮影）
下流から撮影した発電所全景です。
信夫ダムは近くに見えますが発電所諸元の導水路延長でも判る通り、発電所建屋とは少し離れています。
当初は蓬莱発電所の逆調整を目的として建設されています。
ちなみに信夫ダムのゲートですが建設当時はストーニーゲートでしたが現在はローラーゲートになっています。
（2015-09撮影）
下流から撮影した発電所と周辺の様子です。
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2018-04-14所有者情報詳細追加
2016-09-26初掲載（2015-09撮影）
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