電源開発株式会社 滝発電所
所在地：福島県大沼郡金山町田沢
交通：ＪＲ只見線 会津大塩駅より約４ｋｍ
発電所諸元
- 歴史
- 所有：電源開発株式会社［運開］−電源開発株式会社［現在］
- 昭和３６（１９６１）年１２月５日：運用開始
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：ダム式
- 発電方式（水の利用方法）：調整池式
- 出力
- 認可最大出力：９２０００ｋＷ
- 常時出力：１７７００ｋＷ
- 水量
- 最大使用水量：３００．００立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差：３５．８２ｍ
- 設備（現在）
- 水車：立軸渦巻カプラン水車×２台 総出力１０２０００ｋＷ
- 発電機：立軸三相交流同期発電機×２台
- 水圧鉄管：内径７０００〜６０００ｍｍ、板厚１２〜２２ｍｍ、延長４７．９０ｍ、２条
- 放水路：幅３４．９７ｍ、総延長６５．０ｍ
- 設備（運開当時）
- 水車：立軸渦巻カプラン水車 出力４７０００ｋＷ×２台
- 重量７１５トン、回転速度１５０ｒｐｍ、無拘束回転速度３５５ｒｐｍ
- 最大有効落差：３７．０ｍ、出力５００００ｋＷ、流量１５０立方メートル毎秒
- 基準有効落差：３５．０ｍ、出力４７０００ｋＷ、流量１５０立方メートル毎秒
- 最低有効落差：３０．５ｍ、出力３７０００ｋＷ、流量１３８立方メートル毎秒
- 発電機：立軸半傘形回転界磁閉鎖風洞循環形 三相交流同期発電機×２台
- 容量６００００ｋＶＡ、電圧１１０００Ｖ、電流２６３０Ａ、
- 回転速度１５０ｒｐｍ、極数４０、周波数５０Ｈｚ、力率０．９、短絡比１．２９５
- 総重量５４８トン、回転子重量３０５トン、はずみ車効果６６３０トン・メートル２乗
- 励磁機電圧３３０Ｖ、最大界磁電流７２４Ａ
- 標高
- 取水位標高：３５４．００ｍ
- 放水位標高：３１５．５４ｍ
- 面積
- 流域面積：１９７８．８平方キロメートル
- 河川
- 取水：只見川［滝ダム］
- 放水：只見川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
ダム諸元
- 名称
- 滝（たき）ダム
- 歴史
- 昭和３４（１９５９）年：着手
- 昭和３６（１９６１）年：竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高：46m、堤頂長：264m、堤体積：121,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量：27,000,000立方メートル
- 有効貯水容量：10,300,000立方メートル
- 標高
- 満水位標高：354.00m
- 面積
- 流域面積：1978.8 平方キロメートル
- 湛水面積： 2.30平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐（クレストゲート）：ローラーゲート×４門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
ムービーギャラリー
ちょいムービーシリーズ 滝ダム放流（YouTubeへ移動します）
フォトギャラリー
（2005-06撮影）
発電所建屋と滝ダム（２００５年時点）
建設年が近いためか、ダムの造りが東北電力様のダムと同じです。
この先へは関係者以外立ち入り禁止のため撮影できませんでした。
ローラーゲート支柱の右に写っている山の手前で川の流れが右へＵの字状に曲がっています。
Ｕの字状に隔てている部分の厚みは僅かに１００ｍという薄さです。
（2005-06撮影）
放水口の様子（２００５年時点）
川幅が狭いように感じます。
護岸がしっかりしているのもそのためでしょうか？
（2015-03-23画像追加、2014-04撮影）
平成２３（２０１１）年７月の水害の修復を行っていました。
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2020-08-26ムービーへのリンク追加
2018-04-14所有者情報詳細追加
2015-03-23画像追加（2014-04撮影）
2011-01-18発電所諸元詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2005-10-07初掲載（2005-06撮影）
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