東北電力株式会社 柳津発電所
所在地：福島県河沼郡柳津町飯谷
交通：ＪＲ只見線 郷戸駅より約１ｋｍ
発電所諸元
- 歴史
- 所有：東北電力株式会社［運開］−東北電力株式会社［現在］
- 昭和２６（１９５１）年１２月：着工
- 昭和２８（１９５３）年 ８月：運用開始
- 発電の区分
- 種別：一般水力
- 発電形式（落差を得る方法）：ダム式
- 発電方式（水の利用方法）：調整池式
- 出力
- 認可最大出力：７５０００ｋＷ（運開当時５００００ｋＷ）
- 常時出力：１６４００ｋＷ
- 平均年間発生電力量：３１８１０９ＭＷＨ（３億１８１０万９千キロワット時）
- 水量
- 最大使用水量：３４５．００立方メートル毎秒
- 常時使用水量： ７９．１２立方メートル毎秒
- 落差
- 最大有効落差：２５．３９ｍ
- 常時有効落差：２４．３７ｍ
- 設備
- 水車：立軸カプラン水車×３台 総出力８７０００ｋＷ
- 発電機：立軸三相交流同期発電機×３台
- 上部水槽：縦１０．５３ｍ×横１５．００ｍ×高１５．００ｍ
- 水圧鉄管：内径７０００〜５５００ｍｍ、板厚１２〜１６ｍｍ、延長１４．６２ｍ、３条
- 放水路：幅５１．００ｍ×高２６．１５ｍ、総延長５３．２ｍ
- 標高
- 取水位標高：２１５．００ｍ
- 放水位標高：１８９．１３ｍ
- 面積
- 流域面積：２７００．０平方キロメートル
- 河川
- 取水：只見川［柳津ダム］
- 放水：只見川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
ダム諸元
- 名称
- 柳津（やないづ）ダム
- 歴史
- 昭和２７（１９５２）年：着手
- 昭和２８（１９５３）年：竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高：34m、堤頂長：216.7m、堤体積：34,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量：23,938,000立方メートル（現地のデータ）
- 総貯水容量：24,309,000立方メートル（ダム便覧のデータ）
- 有効貯水容量： 5,801,000立方メートル（現地のデータ）
- 有効貯水容量： 5,864,000立方メートル（ダム便覧のデータ）
- 標高
- 満水位標高：215.00m
- 低水位標高：212.00m
- 面積
- 流域面積：2700 平方キロメートル
- 湛水面積： 2.068平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐（クレストゲート）：ローラーゲート×５門
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。（一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より）
資料、情報等
太平洋戦争終戦後、ＧＨＱとの敗戦処理の折衝を矢面に立って行った白洲次郎氏が東北電力初代会長時代に関わった発電所です。
発電所構内に記念碑が在るそうです。
（もし敷地外から見られない場合でも、絶対に立入禁止の場所へは入らないでください）
フォトギャラリー
（2005-06撮影）
柳津発電所と柳津ダム
（2005-06撮影）
ダム堤体下流側の様子
（2005-06撮影）
発電所建屋と放水口
クレストゲート全開時は建屋もかなりの水しぶきを浴びそうです。
（2005-06撮影）
下流の様子
平常時の流れ（画像左下から右上方向）とは別に、
画像中央のへこみは洪水時に水が衝突して削られているように見えます。
（2005-06撮影）
ダム湖の様子
（2015-04-14画像追加、2014-04撮影）
久しぶりに訪ねてみました。
画像右上、左岸側の護岸には平成２３（２０１１）年７月の水害の爪痕が残っています。
（2015-04-14画像追加、2014-04撮影）
左岸より撮影した柳津発電所及びダム下流の様子です。
（2015-04-14画像追加、2014-04撮影）
左岸より柳津発電所と柳津ダムを撮影しました。
（2015-04-14画像追加、2014-04撮影）
柳津ダム上流側を左岸より撮影しました。
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2018-04-14所有者情報詳細追加
2015-04-14画像追加（2014-04撮影）
2011-01-25発電所諸元詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2005-09-12初掲載（2005-06撮影）
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