所在地:岐阜県加茂郡八百津町八百津
交通:JR高山本線 中川辺駅より約12km
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
本データは現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より転載しております。
ダムウォーキング 丸山ダム(YouTubeへ移動します)
(2020-03-09画像追加、2019-05撮影)
久しぶりに訪ねました。
丸山ダム嵩上げ工事に伴い仮排水トンネルが施工中でした。
下流の少し離れた場所に新しく道路及び橋が開通しており、その橋から撮影しました。
発電所と丸山ダム
新丸山ダムが現在のダムのすぐ下流に現在の堤体と重なるように建設されます。
(2005-10-18画像追加)
発電所と丸山ダム、骨材選別塔(画像右側)
吊橋の手前に新しく橋が架けられていましたが撮影時点では工事車両専用でした。
(2005-10-18画像追加)
骨材選別塔
大きさを選別済みの骨材を塔内部を通し頂部まで上げた後、頂部よりコンベアを渡し、
骨材(石)の大きさによってコンベアを移動し骨材の山を築くための物です。
丸山ダム
工事中の仮排水路と思われる跡がありました(画像右下)
ダム堤頂部
(2005-10-18画像追加)
堤体上流側の様子
丸山、新丸山の両発電所で約280立方メートル毎秒の最大使用水量があるためか
夏期にしては水位が高めなのが印象的でした。
(2005-10-18画像追加)
天端より減勢工を望む
このダムは戦時下に電力増産のために計画されたダムのため
河川維持水はあまり考慮されていなかったようです。
現在計画中の新丸山ダムではその辺を考慮したダム造りが成される事でしょう。
(2005-10-18画像追加)
天端より下流を望む
下流の渓谷部分は蘇水峡と呼ばれています。
画像右手の山の上には、日本のシンドラーと呼ばれた杉原千畝氏の記念施設、
人道の丘公園があります。
取水口
画像中央にあるのが丸山発電所、下の方にあるのが新丸山発電所の取水口です。
(2005-10-18画像追加)
ダム湖の様子
画像中央の橋は旅足(たびそこ)橋です。
試作的に建設された日本で唯一の形式を使用している橋だそうです。
リンクのコーナーの個人に掲載している
弥生の森の散歩径さんのサイトの、橋の散歩径の吊橋のページに詳しく掲載されています。
上流の様子
約15km上流に笠置発電所があります
(2005-10-18画像追加)
旅足橋を渡り上流へ向かってみました。
酷道としてその名を知られた国道418号線、やはり只者ではありませんでした。
作業小屋らしき建物〜町道分岐区間で路肩が崩落していました。
新丸山ダムが出来るとこの道も湖に沈むことになるそうです。