関西電力株式会社 賤母発電所

所在地:岐阜県中津川市山口
交通:JR中央本線 坂下駅より約3km

発電所諸元

歴史(?は未確認)
所有:名古屋電燈株式会社−木曽電気製鉄株式会社[運開]−木曽電気興業株式会社−大同電力株式会社−日本発送電株式会社−関西電力株式会社[現在]
大正 6(1917)年 8月   :名古屋電燈により着工
大正 8(1919)年 7月10日:1号機運用開始
大正 8(1919)年11月   :2、3号機運用開始
大正11(1922)年 3月   :4号機運用開始
昭和14(1939)年 1月 1日?:配電統制令により所有者変更(日本発送電)
昭和17(1942)年 4月   ?:配電統制令により所有者変更(日本発送電、第二次統合)
昭和26(1951)年 5月 1日:電気事業再編成令により所有者変更(関西電力)
昭和32(1957)年      :山口ダムへ取水変更
発電の区分
種別:一般水力
発電形式(落差を得る方法):ダム水路式(運開当時は水路式)
発電方式(水の利用方法):調整池式(運開当時は流込み式)
出力
認可最大出力:16300kW
  常時出力:    0kW
年間総発電電力量:約62000MWH(6200万キロワット時)
水量
最大使用水量:43.97立方メートル毎秒
落差
有効落差(1〜3号機):46.36m
有効落差  (4号機):49.69m
設備
水車(1〜3号機):横軸二輪単流渦巻双子フランシス水車 最大出力5100kW×3台
           最大使用水量13.2立方メートル毎秒、回転数360rpm
水車  (4号機):立軸単輪単流渦巻フランシス水車 最大出力2350kW
           最大使用水量5.64立方メートル毎秒、回転数514rpm
発電機(1〜3号機):横軸三相同期発電機 定格容量5250kVA×3台
            出力電圧6600V、周波数60Hz
発電機  (4号機):立軸三相同期発電機 定格容量3000kVA
            出力電圧6600V、周波数60Hz
変圧器:容量6000kVA、6600V/77kV×3台
導水路:総延長3128.7m、主要導水路 幅5.15m×高5.46m、延長2907.2m
上部水槽:縦85.99m×横19.51m×高6.97m
水圧鉄管:内径3650〜1700mm、板厚7〜9mm、延長191.76m、4条
放水路:幅26.78m×高4.65m、総延長21.3m
標高
取水位標高:362.00m
放水位標高:310.25m
面積
流域面積:1534.5平方キロメートル
河川
取水:木曽川[山口ダム]
放水:木曽川

本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)

ダム諸元

名称
山口(やまぐち)ダム
歴史
昭和30(1955)年:着工
昭和32(1957)年:竣工
種類
越流型直線重力式コンクリートダム
大きさ
堤高:38.6m、堤頂長:181.4m(ダム便覧)、183.5m(現地案内板)、堤体積:61,000立方メートル
容量
 総貯水容量:3,484,000立方メートル
有効貯水容量:1,264,000立方メートル
面積
流域面積:1534.5 平方キロメートル
湛水面積:  0.31平方キロメートル
水門設備等
洪水吐(クレストゲート):テンターゲート×6門(内1門は排砂門兼用)

本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。

山口ダムの様子は山口発電所のページに掲載してあります。

フォトギャラリー



2019-02-09所有者情報詳細追加
2015-10-19発電所諸元詳細追加
2013-09-23所有者情報追加、説明修正
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2004-09-03画像追加
2002-10-27初掲載
Copyright "suiryoku.com". All rights reserved. 連絡先及び注意事項