関西電力株式会社 山口発電所
所在地:岐阜県中津川市山口
交通:JR中央本線 坂下駅より約2km
発電所諸元
- 歴史
- 所有:関西電力株式会社[運開]−関西電力株式会社[現在]
- 昭和32(1957)年12月29日:運用開始
- 発電の区分
- 種別:一般水力
- 発電形式(落差を得る方法):ダム水路式
- 発電方式(水の利用方法):調整池式
- 出力
- 認可最大出力:42000kW
- 常時出力:16400kW
- 水量
- 最大使用水量:78.00立方メートル毎秒
- 落差
- 有効落差:62.39m
- 設備
- 水車:立軸単輪単流フランシス水車 出力45000kW×1台
- 発電機:立軸三相交流同期発電機×1台
- 導水路:総延長3070.8m、主要導水路 圧力トンネル 幅5.92m×高5.92m、延長3070.8m
- 調圧水槽:差動式サージタンク 口径19.00m×高29.88m
- 水圧鉄管:内径5920〜3900mm、板厚12〜24mm、延長100.34m×1条
- 放水路:圧力トンネル 幅5.70m×高5.70m、総延長1911.2m
- 標高
- 取水位標高:362.00m
- 放水位標高:293.49m
- 面積
- 流域面積:1534.5平方キロメートル
- 河川
- 取水:木曽川[山口ダム]
- 放水:木曽川
本データは一般社団法人 電力土木技術協会様の許可を頂いて水力発電所データベースより転載しております。(一部は現地案内板、銘板及び事業者様パンフレット等の資料より)
ダム諸元
- 名称
- 山口(やまぐち)ダム
- 歴史
- 昭和30(1955)年:着工
- 昭和32(1957)年:竣工
- 種類
- 越流型直線重力式コンクリートダム
- 大きさ
- 堤高:38.6m、堤頂長:181.4m(ダム便覧)、183.5m(現地案内板)、堤体積:61,000立方メートル
- 容量
- 総貯水容量:3,484,000立方メートル
- 有効貯水容量:1,264,000立方メートル
- 面積
- 流域面積:1534.5 平方キロメートル
- 湛水面積: 0.31平方キロメートル
- 水門設備等
- 洪水吐(クレストゲート):テンターゲート×6門(内1門は排砂門兼用)
本データは一般財団法人 日本ダム協会様の許可を頂いてダム便覧より転載しております。
フォトギャラリー
水圧鉄管と発電所建屋、屋外変電設備
国道19号線を走る青い幌の20トントラックと比べると水圧鉄管の大きさがわかります。
(2004-09-03画像追加)
取水先の山口ダム
一番左岸(右側)のゲートは排砂用かと思われます。
河川維持流量確保のためのゲートが無いためクレストゲートを開けて放流しているようです。
このダムの完成により賤母発電所も山口ダムよりの取水に切り替えられました。
(2004-09-03画像追加)
下流の様子
河原の石が結構大きいです。
(2004-09-03画像追加)
ダム堤体上流側及び取水ゲートの様子
(2004-09-03画像追加)
ダム湖の様子
画像中央の白い部分は読書発電所です。
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2019-02-09所有者情報詳細追加
2015-10-19発電所諸元詳細追加
2008-09-24発電所諸元詳細追加整理
2004-09-03画像追加
2002-10-27初掲載
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